二次元電気泳動解析
(税抜き)
分析項目 | 参考価格*1 (1 検体) | 標準納期*2 (営業日) |
二次元電気泳動解析 (銀染色あるいは CBB 染色) |
¥76,000 |
7-10 日 |
二次元電気泳動解析 (銀染色あるいは CBB 染色) &スポット定量 |
¥92,000 |
二次元電気泳動解析 (銀染色あるいは CBB 染色) &スポット定量&発現パターン分析 |
¥126,000 |
二次元電気泳動解析 (SYPRO® Ruby 染色) |
¥108,000 |
10-14 日 |
二次元電気泳動解析 (SYPRO® Ruby 染色) &スポット定量 |
¥128,000 |
二次元電気泳動解析 (SYPRO® Ruby 染色) &スポット定量&発現パターン分析 |
¥168,000 |
*1. ボリュームディスカウント… 10〜19検体:10%OFF / 20〜29検体:20%OFF / 30検体以上:30%OFF
*2. 繁忙期には記載の納期よりお時間を頂く場合がございますので、お急ぎのお客様はご発注前にお問い合わせ下さい。
※本サービスでは最低発注数量2検体となりますので、2検体以上でご注文ください。
※委託先への検体送付料金として 30,000 円(税別)を別途申し受けます。
【料金例】
二次元電気泳動解析 (銀染色あるいは CBB 染色):2検体:152,000円+送料:30,000円=合計:182,000円(税別)
|
オプションサービス
(税抜き)
分析項目 | 参考価格 (1 検体)
| 標準納期*1 (営業日) |
SDS-PAGE (1D)*2(8サンプルまで/ゲル1枚あたり) |
¥58,000 |
7-10 日 |
スタンダードマーカーの追加 |
¥2,500 |
- |
スポットピッキング |
¥2,800 |
- |
*1. 繁忙期には記載の納期よりお時間を頂く場合がございますので、お急ぎのお客様はご発注前にお問い合わせ下さい。
サンプルに 4 X SDS sample buffer を最終濃度 1 X になるように添加し、Vortex で撹拌して可溶化して下さい。その後、サンプルを 90℃ で 5 分間加熱して下さい。 各サンプルは タンパク質量濃度 1~4 mg/mL 程度で 20 µL 以上をご送付下さい。
4 X SDS sample bufferは下記のように調製して下さい。
- 250 mM Tris-HCl(pH6.8)
- 8% SDS
- 0.08% Bromophenol Blue
※2-mercaptoethanol, DTT 等の還元剤、urea は必ず不含の状態でお送りください。 |
下記のリンクから見積のご依頼をお願い致します。
1. 4X SDS sample bufferの調製
※4X SDS sample buffer(modified) 組成 (2-mercaptoethanol 不含)
250mM Tris-HCl(pH6.8)
8% SDS
0.08% Bromophenol Blue
※2-mercaptoethanol, DTT 等の還元剤、urea は必ず不含の状態でお送りください。
2. サンプル可溶化
サンプルの可溶化は下記の方法を推奨しております。下記に記載の必要サンプル量は目安ですので、サンプルの種類によってはタンパク質量が不足することもございます。予めご了承ください。
また、下記のすべての試料は常温で可溶化してから 90℃ で 5 分間加熱処理後、配送まで -20℃ 以下で保管してください。
<動物組織>
サンプル量: 80 mg 以上(銀染色の場合は20 mg 以上)
可溶化法: 4 X SDSとして調整した SDS sample Bufferを4倍に希釈し、1 X SDSとしたものを300 µL取って組織に加え、ソニケーターやホモジナイザーを用いて破砕します。
さらに 20 分以上ローテーター等で撹拌し、90℃で5分間加熱します。
<植物組織>
サンプル量: 0.8 g 以上(銀染色の場合は0.2 g 以上)
可溶化法: 液体窒素による破砕を行った植物組織粉末 0.8 g を、200 μl 1X SDS sample buffer に入れ、20 分以上ローテーター等で撹拌しながら可溶化します。
<培養細胞>
サンプル量(細胞数):1 X 107 以上(銀染色の場合は2 X 106以上)
可溶化法: 細胞を遠心分離した後、上層液 (培地成分) は捨て、ペレットを PBS で 2-3 回 洗浄し、洗浄液を取り除いたのちに 300 µL 1X SDS sample buffer で 20 分以上ローテーター等で撹拌しながら可溶化します。
<唾液>
口を水でよく洗ってから、たまった唾液を3回程度捨て、唾液 1 mL(銀染色)〜3 mL をチューブに入れて 4x SDS sample bufferを最終濃度 1Xになるように添加して下さい。
唾液サンプルは、血液試料よりも個人差がとても大きく、同一人物の場合でも時間や日にちによって極めて異なる様相となる場合がございます。そのため、疾患マーカーを探索される場合は、正常コントロール群と患者群はそれぞれ最少4人以上をお勧めします。
3. タンパク質抽出液の調製(動物組織、植物組織、cell などを PBS、TBS など他の buffer solution によって抽出した場合)
サンプル量: 1 mg(銀染色)〜2 mg 程度 (Bradford 法等で定量して下さい。)
調製法:4X SDS sample bufferを 終濃度が 1x SDS sample buffer になるようにタンパク質抽出液に加え、Vortex で20分間撹拌して調製してください。 トータル液量は 2 mL、タンパク質濃度は 1 mg/mL が理想です。調製後、90℃ で 5 分間加熱を行ってください。 配送まで -20℃ 以下で保管してください。※200 µg で 24 cm large gel を用いた二次元電気泳動を 1 回実施できますが、以後の質量分析を考慮して 1 mg 程度の量をお送り下さい。
4.血清、血漿、尿サンプルの調製
サンプル量: 尿 100 µL(銀染色)〜1 mL (CBB)。血清・血漿は 100〜150 µL(銀染色)〜300 µL 程度。
調製法:4X SDS sample bufferを 終濃度が 1X SDS sample buffer になるようにサンプルに加え、Vortex で20分間撹拌して調製してください。調製後、90℃ で 5 分間加熱を行ってください。 配送まで -20℃ 以下で保管してください。
ヒト由来サンプルは提供者のインフォームド・コンセントが得られていることが前提となります。提供者の個人情報が特定できないようにサンプル名を匿名化して下さい。
処理済みサンプルを1.5mlチューブ (スクリューキャップ) に入れ、常温で下記までご送付下さい。
サンプル送付先:
〒136-0075
東京都江東区新砂1丁目12-39
日本通運(株) 新砂3号倉庫 B棟3階
TEL:03-5632-9616
コスモ・バイオ株式会社 新砂物流センター 創薬・受託サービス宛
<サービスに関する諸注意>
- 特にご指定のない場合は、pH4-10NL の一次元ゲルと 24 cm のニ次元ゲルを用いて解析を行いますが、その他の pH range のゲルも対応可能ですので、ご希望がある場合はご連絡下さい。
- 染色はMALDI-compatible alkaline silver stainingを基本的に行いますので coomassie staining をご希望の方はサービス依頼の際にお問い合わせ下さい (genomic sequencing ができていない種につきましては後の MS 分析のために必ずcoomassie stainingを行います)。
- 二次元電気泳動解析を通して得られた結果を基に更に MS 解析を行う場合は、興味のあるスポットの番号を提示してタンパク質同定のサービスをお申し込み下さい。料金はサンプルのoriginとどのような同定方法を使うかによって異なりますので、こちらをご参照下さい。
- 結果によらず、分析を実施したところまでの作業費用が発生いたします。
- 塩濃度の高いサンプルは泳動パターンが乱れる可能性がございますので、サンプル調製の際にはご注意下さい。
- 感染性のあるサンプルはお取り扱いできません。