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記事ID : 44400
研究用

Advanced Cell Diagnostics社プローブ検索方法

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Advanced Cell Diagnostics社(メーカー略号ADC)のin situ ハイブリダイゼーション用プローブは、webページよりご確認いただけます。ご自身の目的に合ったプローブがカタログ品にあるかを確認する際にご利用ください。

プローブの検索方法

  • プローブ検索ページにアクセス
  • 遺伝子名やアクセッション番号などを入力して検索

    ADC-how-to-serch-prove

     
  • 検索結果よりご希望の生物種や遺伝子を選択

    ADC-how-to-serch-prove

     
  • ご利用のプラットフォーム名を選択
    各商品についてはこちらよりご確認ください。

    ADC-how-to-serch-prove

     
  • プローブのチャネルを選択
    使用されるキットにより対応のチャネルが異なりますので、ご注意ください。

    ADC-how-to-serch-prove

     
  • 検索結果一覧の品番下「View Details」より、ターゲットの情報をご覧いただけます。
    ご希望のプローブがない場合は、新規作製も可能ですのでお問い合わせください。
    作製可否を確認する際に必要となる情報は本ページの下部に記載がございます。
    最下部のフォームからもカスタムプローブの作製可否をご確認いただけます。

    ADC-how-to-serch-prove

     
    こちらの場合、ターゲット:NM_003667.2の領域:560-1589間の異なる領域に結合する20対のZZペアプローブが含まれていることを表しています。

ターゲットプローブの命名法について

プローブ名は以下のように設定されています。

ADC-how-to-serch-prove

 
*1 主な生物種の表記は以下の表をご参照ください。
表記 動物種
Hs ヒト
Mm マウス
Rn ラット
Bt ウシ
Cl イヌ
Fc ネコ
Rm, Mmu アカゲザル
Mfa カニクイザル
Ss ブタ
Oc ウサギ
Dr ゼブラフィッシュ
V ウイルス
B バクテリア
F 菌類

*2 チャネルの記載がないプローブはC1プローブです。

また、プローブの中には品名に略号の付いているものがございます。各略号の意味をご確認の上、ご希望に合ったプローブをご選択ください。

「LS」や「VS」が付くプローブ

例:
RNAscope™ LS 2.5 Probe- Hs-LGR5
RNAscope™ 2.5 VS Probe- Hs-LGR5
自動染色用のプローブです。LSやVSが付く位置は前後する可能性がございます。

表記 対応機器
LS Leica Microsystems社
BOND RX, BOND RXm
VS Roche Diagnostics社
VENTANA DISCOVERY ULTRA

自動染色用のプローブとマニュアルアッセイ用のプローブは互換性がございませんのでご注意ください。

「O数字」が付くプローブ

例:RNAscope™ Probe- Mm-Islr-O1
ターゲットプローブは、検出領域の指定等が無ければADC社独自のアルゴリズムを用いて最適化し、スタンダードなデザインで作製します。
しかし、「O数字」がつくプローブは「Other design」を意味し、スタンダートなデザインとは異なる検出領域等を標的とするようにカスタムされたプローブです。
NCBIで配列情報のアップデートがありプローブを再設計した際や、お客様のご希望によりスタンダードなデザインとは別の検出領域等で設計された際に「O数字」が付きます。
Oの後の数字は通し番号のため、別のカスタムプローブが作製された場合はO2, O3,…と数字が増えます。

「sense」が付くプローブ

例:RNAscope™ Probe- Hs-LAG3-sense
RNA検出用のスタンダードなプローブはアンチセンスプローブです。
「sense」が付くプローブは、対応するアンチセンスプローブの逆相補配列のプローブです。

「X生物種」が付くプローブ

例:RNAscope™ Probe- Rn-Pde9a-XMm
Xの後に書かれている種とも交差検出するように設計されたプローブです。
例の場合、ラットのPde9aを検出するプローブですが、マウスとも交差することを示しています。

「No-X生物種」が付くプローブ

例:RNAscope™ Probe- Hs-PDGFB-No-XMm
No-Xの後に書かれている種と交差検出しないように設計されたプローブです。
例の場合、ヒトのPDGFBを検出するプローブであり、マウスとは交差しないことを示しています。
主にゼノグラフトの組織など、サンプル中に異なる動物種の組織が混在する場合に用いられます。

その他

その他の略号の意味はプローブ名横の「?」よりご覧いただけます。

ADC-how-to-serch-prove

 

品番の命名法について

マニュアルアッセイ用のプローブと自動染色用のプローブでは品番の末尾が異なります。
プローブの略号と併せて、品番末尾もご確認ください。

アッセイタイプ 命名法 品番*3
自動(LS) 末尾が8 XXXXX8
自動(VS) 末尾が9 XXXXX9
マニュアル 末尾が1 XXXXX1

*3 XXXXXにはプローブの品番はターゲットにより異なる任意の番号が入ります。
品番の後に「-C2」や「-C3」などチャネル名がつく事がございます。

 

関連情報

ページ最下部のフォームからもカスタムプローブの作製可否をご確認いただけます。
以下情報をお伝えください。

  • RNAscopeの使用経験の有無
  • ご使用予定のキット (例:RNAscope™ Multiplex Fluorescent Reagent Kit v2)
  • 自動染色機器使用の有無
  • ターゲット遺伝子の生物種
  • プローブを使用する組織の生物種
  • ターゲット遺伝子のAccession No.かGene ID
  • 作製希望のチャネル (例:C1)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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