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Q&A

記事ID : 43569

FAQ : Applied Biological Materials(APB)社 アデノ随伴ウイルス (AAV) について

【1-01】 GC/mlとvg/mlの違いは何ですか?

両者は同じ意味で使われており、qPCRに基づく力価測定法です。

【1-02】 GFP発現ベクターを持つAAVを細胞株に感染させてもGFPの発現が見られません。これはなぜですか?

血清型 (セロタイプ) の選択は、AAV粒子の形質導入能力に影響を与える重要なパラメータです。 従って、どの血清型がご使用の細胞株に最も適しているかを調べることをお勧めします。 こちらの表1も併せてご覧ください。

【1-03】 AAVのQC方法を教えてください。

abm社(略号APB社)では、パッケージングが成功したかどうかを判断する方法として、qPCRに基づく力価を提供しています。
GFPまたはRFPレポーターを持つウイルスの場合、HEK293T細胞株でのウイルス感染性試験も行い、試験成績書で画像を提供しています。感染性は血清型に依存し、血清型4、5、6ではHEK293T細胞はうまく感染しないため、当社ではこれらの血清型の感染を確認することができません。このような場合、qPCRで測定した力価を最終的な判断材料として、ウイルスのパッケージングが成功したかどうかを判断しています。

【1-04】 同じクリーンベンチやCO2インキュベーターで異なる血清型のAAVを用いてもよいですか?

取扱者が相互汚染を避けるための基本的な予防措置を講じている限り、同じクリーンベンチやCO2インキュベーターで異なる血清型のAAVを使用しても問題はありません。

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