OxiSelect™ AOPP アッセイキットは、タンパク質酸化マーカーであるAOPP(advanced oxidation protein products)を血漿、ライセート、組織ホモジネートから測定するためのキットです。
本製品には、クロラミンスタンダードと、AOPP-HSA コンジュゲート(ポジティブコントロール)が含まれます。また、スタンダードとサンプルを含めて200テスト分の試薬が含まれます。
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OxiSelect™ AOPP アッセイキットは、タンパク質酸化マーカーであるAOPP(advanced oxidation protein products)を血漿、ライセート、組織ホモジネートから測定するためのキットです。
本製品には、クロラミンスタンダードと、AOPP-HSA コンジュゲート(ポジティブコントロール)が含まれます。また、スタンダードとサンプルを含めて200テスト分の試薬が含まれます。
酸化ストレスは、抗酸化物質と酸化剤のバランスが崩れることによる活性酸素種(ROS)産生の増加と定義されます。タンパク質過酸化物 AOPP(Advanced Oxidation Protein Products)は、尿毒症毒素であり、クロラミンや次亜塩素酸などの塩素系酸化剤と血漿タンパク質の反応を介した酸化ストレスによって生じます。AOPPは、終末糖化産物(AGE; Advanced Glycation End-Product)と構造的に高い類似性を持ち、 同様の生物学的活性を発揮します。AOPPは、腎臓合併症、アテローム性動脈硬化症、糖尿病、全身性硬化症、ならびにHIV陽性の患者で上昇が見られます。in vivo で生じた AOPP と HOCl で処理したヒト血清アルブミン(HSA)は、好中球および単球での酸化反応を誘発します。このことは、AOPP と HOCl が真の炎症メディエーターであることを示唆します。血中 AOPPの分解と除去メカニズムは、完全に解明されておりませんが、主に肝臓と脾臓がAOPPの分離と除去に関連していると考えられています。
AOPPアッセイは、多くの尿毒症関連の疾患状態や化合物の抗酸化特性の測定においてフリーラジカル活性に関連する情報を提供します。AOPP-HSA 濃度は、クロラミンスタンダードから決定されます。
AOPP(Advanced Oxidation Protein Products)アッセイは、生体試料中のAOPP量を定量的に測定するためのアッセイです。未知のAOPP含有サンプルまたはクロラミンスタンダードを、クロラミン反応開始剤と混合することで発色が開始されます。インキュベーション後、反応停止液を加え、標準的なマイクロプレートリーダーで比色測定を行います。未知試料中のAOPP量は、クロラミンスンタンダードカーブと比較することで算出します。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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OxiSelectTM AOPP Assay Kit![]() |
CBL | STA-318 | 1 KIT [200 assays] |
¥202,000 |
AOPP-HSA, Human![]() |
CBL | STA-319 | 50 UL |
販売終了 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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