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記事ID : 46777
研究用

ヒト膵島スフェロイドを用いたin vitro糖尿病研究・創薬評価モデル InSphero社3D InSight™ Islet Microtissue

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創薬研究ツール
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InSphero社3D InSight™ Islet Microtissueは、ヒト初代膵島細胞を再凝集させて作製された膵島スフェロイドです。in vitroで再現性の高い糖尿病病態モデルとして使用可能です。

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図1. InSphero社3D InSight™ Islet Microtissue
ヒト膵臓から単離した膵島をSingle Cell Suspensionにした後、均一なサイズのスフェロイドに再構成しています。1well当たり1スフェロイドを含んだ形で納品致します。

特長

  • ヒト膵島をin vitroで再構成した均一なサイズのスフェロイドで、アッセイ内のばらつきを最小化(図1)
  • ヒト膵島と一致する細胞組成を再現(図2)
  • 長期間にわたりサイズ・ATP・インスリン含量・GSISが安定しており、幅広いアッセイでの評価が可能(図3)
  • 糖尿病治療薬スクリーニング、インスリン分泌能の解析に使用可能(図4)

データ例

INP_insight_islet_fig2.png
図2. 3D InSight™ Islet Microtissuesの細胞構成とインスリン分泌
作製した膵島スフェロイドにおけるβ(Ins)、α(Gcg)、δ(Sst)細胞の割合が、ヒト膵島の割合と同様であることを確認した(左)。各ドナー由来膵島スフェロイドのグルコース添加によるインスリン分泌能を確認した(右)。

INP_insight_islet_fig3.png
図3. 3D InSight™ Islet Microtissuesの長期安定性と機能性
(A) 培養28日間にわたり、膵島スフェロイドの直径は安定して維持された。
(B) 生存性指標であるATP量は培養期間を通して一定であった。
(C) インスリン含量は時間経過とともに増加し、β細胞機能の成熟を示した。
(D) グルコース刺激インスリン分泌(GSIS)はDay 7からDay 28まで安定して保持され、グルコース濃度依存的なインスリン分泌の増加が観察された。

INP_insight_islet_fig4.png
図4. 3D InSight™ Human Islet MicrotissuesのGLP-1応答
Exendin-4(GLP-1受容体作動薬)処理により、グルコース濃度依存的なインスリン分泌の増強が観察された。グルコース濃度依存性だけでなくインクレチン依存性のインスリン分泌制御も保持しており、糖尿病治療薬(GLP-1作動薬など)の評価系として有効である。

商品リスト

メーカー 品番 品名 サイズ
INP MT-04-002-01-60 3D InSight™ Human Islet Microtissues (60-spheroids) 1 PLATE
INP CS-07-005-01 3D InSight™ Human Islet Maintenance Medium 500 ML
INP CS-07-005-02 3D InSight™ Human Islet Maintenance Medium 250 ML

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