図.免疫組織化学的な使用。
パラフィン包埋したヒト肺腺癌組織を抗EpCAM抗体(ウサギ)とインキュベートし、続いてReadiLink™ Rapid iFluor™ 555 Antibody Labeling Kit (品番:1227, 赤)を用いて赤色蛍光色素で標識したヤギ抗ウサギIgGをインキュベートした。
核はNuclear Blue™ DCS1(青)でカウンターステインした。
抗体を特定のタグで標識することは、生物学的研究において極めて重要です。Alexa Fluor®やiFluor™などの蛍光色素 (蛍光タグ) は、細胞イメージング、フローサイトメトリー、ブロッティング等で主に使用されています。
AAT Bioquest社のReadiLink™ Rapid Antibody Labeling Kitは、マイクロスケールの量の抗体を標識可能なキットです。独自の化学反応により精製工程が不要なため、抗体を100%回収することができます。
また、ReadiLink™ コンジュゲートは共有結合で標識されているため、長期保存にも安定しています。