ALX4 を特異的に検出する「UltraMAB® 抗体」です。免疫組織染色(IHC)に最適です。
背景
ALX4 / NM_021926
ALX4遺伝子は発達中の骨、肢、髪の毛、歯および哺乳動物組織の間充織で発現するpaired-like型ホメオドメイン転写因子をコードする。ALX4遺伝子への変異により、頭頂骨の骨形成欠損により特徴つけられる常染色体優勢疾患、parietal foramina2(PFM2)、を誘引する。また、ALX4遺伝子の変異は、脱毛症と性腺機能低下症をともなう前方経鼻形成不全の要因ともなり、ALX4遺伝子が頭蓋顔面発達、間葉系と上皮系の情報伝達、および毛包発生に関与することが示唆される。第11染色体上のALX4遺伝子を含む領域を欠失させた場合(del(11)(p11p12))、頭蓋顔面異常、精神発達遅滞、複数の外骨腫、および男性において性器奇形として特徴づけられるPotocki-Shaffer症候群(PSS)を誘引する。マウスでは、ALX4遺伝子は16コドン離れた2種類の転写開始位置をもつ [RefSeq Oct 2009]。
製品データ
![]() 図.1 パラフィン包埋したヒト腎臓組織をanti-ALX4 マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500083) |
![]() 図.2 パラフィン包埋したヒト卵巣組織をanti-ALX4 マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500083) |
![]() 図.3 パラフィン包埋したヒト子宮内膜組織をanti-ALX4 マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500083) |
![]() 図.4 パラフィン包埋したヒトリンパ節組織の細胞腫をanti-ALX4 マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500083) |
詳細情報
遺伝子名 | Homo sapiens ALX homeobox 4 (ALX4) | ||
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別名 | FND2 | ||
抗原 | Full length human recombinant protein of human ALX4(NP_068745) produced in HEK293T cell. | ||
バッファー | PBS (PH 7.3) containing 1% BSA, 50% glycerol and 0.02% sodium azide. | ||
クローン | UMAB118 | アイソタイプ | IgG1 |
交差種 | Human | 濃度 | 0.5〜1.0 mg/ml (Lot Dependent) |
精製 | Purified from mouse ascites fluids by affinity chromatography (Protein A or G Sepharose) | ||
適用 | IHC, 10K-CHIP | 推奨希釈条件 | IIHC 1:100〜200, |
ALX4 / NM_021926 UltraMAB® 抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti ALX4, Human (Mouse) , UMAB118![]() |
ORG | UM570083 | 30 UL [1.00mg/ml] |
¥75,000 |
Anti ALX4, Human (Mouse) , UMAB118![]() |
ORG | UM500083 | 100 UL [1.00mg/ml] |
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