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メドケムエクスプレス社では、抗体-薬物複合体関連研究試薬として以下のカテゴリ商品を取り揃えています。

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抗体薬物複合体(Antibody-Drug Conjugate:ADC)とは

ADC(Antibody-Drug Conjugateの概略図

抗体薬物複合体 (ADC)は、化学的リンカーを介してがんを標的とした細胞傷害性薬物(ペイロード)を持つヒト化 / ヒトモノクローナル抗体で構成されています[1]。 ADCは腫瘍に対する高い選択性と毒性を示します。ADCは多成分分子であり、標的抗原や抗体、ペイロード、リンカー、コンジュゲート戦略の選択がADCの設計において非常に重要です。特異的な抗原や抗体以外に、リンカーおよびペイロードもまたADCの有効性に非常に重要なファクターです。

作用機序

  1. ADCはまず最初に血液系に入ります。その過程で、ペイロードの遊離によるオフターゲットの毒性を低減させるのに十分な安定性を持つリンカーである必要があります。
  2. ADCが腫瘍組織に分布されます。腫瘍微小環境では、一部のペイロードが放出され、腫瘍細胞を殺します。
  3. ADCが腫瘍関連抗原に結合し、ADCー抗原複合体を形成します。抗体もまた、抗腫瘍効果を発揮します。
  4. 複合体はがん細胞中に内在化されます。少数のADCは FcRnに結合し、細胞外へと送られます。
  5. 複合体は細胞内でリソソーム分解を受けます。ペイロードは放出され、標的に結合し、細胞死を誘導します。
  6. 細胞障害ペイロードはバイスタンダー効果により、腫瘍細胞を殺すこともできます[2]

ADCの作用機序

参考文献
  1. Protein Cell. 2018 Jan;9(1):33-46.
  2. Nat Rev Clin Oncol. 2021 Jun;18(6)327-344

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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