AMP / GMPをより高感度に検出！
Transcreener® AMP2/GMP2 Assay
BellBrook社；AMP / GMPをより高感度に検出

ベルブルック社の Transcreener® AMP²/GMP² Assay は、Transcreener® AMP/GMP Assayの高感度商品です。ユビキチン、SUMO、核酸およびタンパク質のリガーゼ、フォスフォジエステラーゼ(PDEs)、シンターゼ のような酵素が産出するAMPやGMPを競合的蛍光偏光法でHTSに検出します。酵素活性は、Transcreener® AMP²/GMP²抗体から結合したトレーサーが置換されることによって、減少した蛍光偏光度を検出します。

● ユニバーサル ： AMP/GMPを産出する酵素をユニバーサルに検出 （基質：cAMT、cGCP、ATP、NAD）
● 高感度 ： ナノモーラーレベルの検出が可能
● ワンステップ ： 試薬を混合して読み取るだけの簡単フォーマット
● 安定 ： 試薬およびシグナルの安定性。＞24時間
● ROBUST ： 初期速度において>0.7以上のZ’値
● LESS UBTERFERECE ： Far Redは化合物干渉を最小限に抑えます。

・AMP²/GMP² AlexaFluor® 633 Tracer, 800 nM
・AMP²/GMP² Antibody
・1M Tris (pH 7.5)
・5 mM AMP
・5 mM GMP

Fig.1 アッセイ原理
AMP、GMPおよびCMPを含むXMP酵素変換産物は、抗体から蛍光トレーサーを置換し蛍光偏光を減少させます。
Tracer : AlexaFluor® 633 Ex=635nm, Em=670nm

● Ligases： Ub and SUMO Ligases, DNA and RNA Ligases
● Synthases： Acyl CoA Synthetase, Amino-Acyl tRNA Synthetases, NAD Synthetases
● Phosphodiesterases: cAMP, cGMP
● Sialyltransferases: (CMP detection)
● Protein deAMPylase
● Ectonucleotidases (CD39, CD73, ENPP1)

異なる初期基質濃度においても、低濃度の基質変換で優れたZ’値をご提供します。

Fig2. （上）ATPからADPへ変換する酵素の標準曲線。（下）ATP-AMP基質変換標準曲線からのZ’値

Fig3. 1μM cAMPを使用したフォスフォジエステラーゼPDE4Aとユビキチン活性化酵素UB1の阻害剤に対する濃度応答曲線

新商品の高親和性AMP²/GMP²モノクローナル抗体はより高感度に酵素を検出します。次回のアッセイで使用する酵素量を節約できます。

Fig.4 UbE1 (30μM Ubiquitin, 5 μM ATP)を使用して、新旧のアッセイを比較した。

Fig.5 PDE4A1A(1μM ATP)を使用して、新旧のアッセイを比較した。

【関連ページ】

• Transcreener® ADP² Assay
  蛍光偏光(FP)法、TR-FRET法、蛍光強度(FI)法を用いたADP検出キット抗体の改良により、高感度かつ抗体の最適化が不要になりました！
• Transcreener® UDP² Assay
  初期ADMETスクリーニングに最適なUDPアッセイキット
• Transcreener® GDP Assay
  HTSに最適な競合蛍光偏光法を用いたGDP検出キット
• Transcreener® Assay - 使用可能装置について
  Transcreener®アッセイキットに使用可能な機器およびフィルター情報