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研究用

生体液(血漿、血清、尿、唾液等)中の DPP4 を検出DPPIV/CD26 測定アッセイキット(生体サンプル用)

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DPPIV/CD26 測定アッセイキットは、生体液中の DPPIV(DPP4)活性を測定します。
DPPIV 活性と病態の相互関係や in vivo における DPPIV 阻害剤の有効性の測定が可能です。

背景

DPPIV とは?

DPPIV(Dipeptidyl Peptidase-4、DPP4、CD26)は、タンパク質を解離するプロリルペプチダーゼとして知られているプロテアーゼの一種です。ケモカインやペプチドホルモンなどのターゲットポリペプチドのN末端にあるアラニンおよびプロリンを解離するセリン-ジペプチジルペプチダーゼです。

DPPIV は、T細胞の活性化に影響を与える細胞外マトリックスや、アデノシンデアミナーゼとの関連性に注目されており、糖尿病や、癌疾患、自己免疫性疾患において重要な役割を担っていることが示唆されています。

使用目的

本キットの使用によって、病態と DPP4 活性の相互関係や in vivo における DPP4 阻害剤の有効性の測定が可能です。

少なくとも96テスト分の試薬及び発色基質と蛍光基質、DPP4 インヒビターである P32/98 と、ポジティブコントロールとして DPP4 酵素が含まれています。発色基質が分解して発生するp-ニトロアニリン(pNA)は、450nm における吸光度が増加します。蛍光アッセイは、基質ペプチドのC末端 AMC の一部が解離する原理に基づいており、460nm における蛍光強度が増加します。

特長

  • 様々なサンプルに対応:血漿、血清、尿、唾液への使用実証済み
  • 発色基質(H-Gly-Pro-pNA)と蛍光基質(H-Gly-Pro-AMC)の両方を含みます。

構成内容

  • DPPIV酵素
  • pNA基質(H-Gly-Pro-pN)
  • pNAスタンダード(p-nitroaniline)
  • AMC基質(H-Gly-Pro-AMC)
  • AMCスタンダード(7-amino-4-methylcoumarin)
  • 阻害剤(P32/98)
  • アッセイバッファー
  • 1/2透明マイクロプレート
  • 1/2 NBS 白色マイクロプレート

製品データ

未希釈の血漿、血清20ULを GP-pNA (500uM) を加え、25℃ (30分、405nm) でアッセイした

図1、未希釈の血漿、血清20ULを GP-pNA (500uM) を加え、25℃ (30分、405nm) でアッセイした。
ネガティブコントロールはアッセイバッファーに基質を加えたもの。

図1 未希釈の血漿、血清20ULを GP-pNA (500uM) を加え、25℃ (30分、405nm) でアッセイした。
ネガティブコントロールはアッセイバッファーに基質を加えたもの。

生体サンプル20ULを GP-AMC (200uM) を加え、25℃ (30分、380/460nm) でアッセイした 生体サンプル20ULを GP-AMC (200uM) を加え、25℃ (30分、380/460nm) でアッセイした

図2 生体サンプル20ULを GP-AMC (200uM) を加え、25℃ (30分、380/460nm) でアッセイした。
ネガティブコントロールはアッセイバッファーに基質を加えたもの。未希釈の血漿、血清で約13分後にGP-AMC基質が枯渇した。非濃縮の尿や唾液での活性レベルは、測定は容易に可能であるが血漿や血清よりも40〜80倍低かった。

温度による活性測定

図3 温度による活性測定
血漿あるいは血清(10倍希釈済み 20μL)に、DPPIV 酵素と P32/98 インヒビターを添加したもの、添加していないものを 25℃ あるいは 37℃ で20分間インキュベートし、500μM GP-pNA 基質を添加して、活性を測定した。温度による反応速度への影響や、血清/血漿による阻害活性への影響はわずかであった。ネガティブコントロールは生理的サンプルを含まない。

DPPIV/CD26 測定アッセイキット(生体サンプル用)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
DPPIV/CD26 Assay kit for biological samples詳細データ ENZ BML-AK498-0001 1 KIT
[96 assays]
¥82,000

【関連商品】DPPIV 創薬スクリーニングキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
DPPIV drug discovery kit, Human詳細データ ENZ BML-AK499-0001 1 KIT
[96 assays]
¥62,000

製品使用文献

  1. Monitoring of dipeptidyl peptidase-IV (DPP-IV) activity in patients with mucopolysaccharidoses types I and II on enzyme replacement therapy - Results of a pilot study: K. Hetmariczyk, et al.; Clin. Biochem. 49, 458 (2016), Application(s): Measured plasma DPP-IV, Abstract;
  2. Effect of dipeptidyl peptidase-4 inhibition on circadian blood pressure during the development of salt-dependent hypertension in rats: A. Sufiun, et al.; Hypertens. Res. 38, 237 (2015), Application(s): Assay, Abstract;
  3. Dietary A1 β-casein affects gastrointestinal transit time, dipeptidyl peptidase-4 activity, and inflammatory status relative to A2 β-casein in Wistar rats: M.P. Barnett, et al.; Int. J. Food Sci. Nutr. 65, 720 (2014), Abstract;
  4. Dipeptidyl peptidase 4 is a functional receptor for the emerging human coronavirus-EMC: V.S. Raj, et al.; Nature 495, 251 (2013), Abstract;
  5. Dipeptidyl peptidase-4 inhibitor anagliptin facilitates restoration of dextran sulfate sodium-induced colitis: S. Mimura, et al.; Scand. J. Gastroenterol. 48, 1152 (2013), Abstract;

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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