OxiSelect™ 総抗酸化能(TAC)アッセイキット、一電子移動を利用して総抗酸化能(TAC;Total Antioxidant Capacity)を直接測定・検出するための簡便で信頼性の高いキットです。
本製品は、細胞ライセート、血漿、血清、尿、組織ホモジネート、食品抽出物中の抗酸化能測定にご使用いただけ、親水性または親油性のサンプルにも適用できます。96ウェルフォーマットで200アッセイ分の試薬が含まれます。
OxiSelect™ 総抗酸化能(TAC)アッセイキット、一電子移動を利用して総抗酸化能(TAC;Total Antioxidant Capacity)を直接測定・検出するための簡便で信頼性の高いキットです。
本製品は、細胞ライセート、血漿、血清、尿、組織ホモジネート、食品抽出物中の抗酸化能測定にご使用いただけ、親水性または親油性のサンプルにも適用できます。96ウェルフォーマットで200アッセイ分の試薬が含まれます。
酸化ストレスとは、活性酸素種(ROS)と抗酸化物質(antioxidants)濃度の不均衡が存在する生理的条件を指します。過剰な ROS の蓄積によって、DNAやタンパク質、脂質膜の損傷などの細胞損傷が引き起こされます。ROS による損傷は、がん、糖尿病、心血管疾患、アテローム性動脈硬化症、および神経変性疾患など多くの病理状態の発症への関連が示唆されています。正常な生理条件下では、細胞内のROS生成は、細胞の抗酸化酵素、マクロやミクロ分子、レドックス分子の作用により相殺されます。抗酸化物質には、ROSを代謝する親水性分子と親油性分子の両方が含まれ、異なる組織や細胞内部に一過性的の局在を示します。ROSの有害な影響のため、過剰な ROSはあらゆる抗酸化防御機構によって細胞から速やかに除去されなければなりません。ROSによって誘発される酸化ストレス産物は生物学的影響をモニターするために広範囲で使用されていますが、生体液サンプル、細胞や抽出物中の抗酸化能を検証することもまた重要です。
抗酸化物質(antioxidants)は、水素原子移動(HAT;hydrogen atom transfer)や一電子移動(SET;single electron transfer)メカニズムを介して、一般的にラジカルを中和します。SETアッセイは、任意の化合物、例えばフリーラジカル、カルボニルおよび金属などの一電子移動で還元する抗酸化剤の能力を定量化します。
OxiSelect™ 総抗酸化能(TAC)アッセイキットは、抗酸化物質によるCu2+からCu+への還元反応に基づいてサンプル中の総抗酸化能を測定します。
還元されるとCu+は発色試薬とさらに反応して490nmで検出される発色団を産生します。抗酸化物質の最終的な吸光度は既知の尿酸スタンダードカーブと比較します。吸光度はサンプルの総還元能に比例します。結果は”μM銅還元相当”または”mM尿酸相当”と表します。銅は鉄ベースのアッセイよりもアドバンテージが高いとされています。なぜなら、チオールを含む全ての種類の抗酸化物質はわずかなラジカル干渉でも検出されるためです。さらに銅ベースの反応のキネティクスも鉄ベースの反応より早く、効率面でも正確さでもTACアッセイに理想的なツールです。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
OxiSelectTM Total Antioxidant Capacity (TAC) Assay Kit | CBL | STA-360 | 200 ASSAY |
¥135,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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