CD163(NP_004235)は、スカベンジャー受容体システインリッチ(SRCR)スーパーファミリーのメンバーであり、単球およびマクロファージにおいてのみ発現されます。
マクロファージによるヘモグロビン/ハプトグロビン複合体のクリアランスおよびエンドサイトーシスに関与する急性期調節受容体として機能し、それによって遊離したヘモグロビンが媒介する酸化損傷から組織を保護する可能性が示唆されています。このタンパク質は、細菌に対する先天性免疫センサーおよび局所炎症の誘導因子としても機能する可能性もあります。また、本遺伝子について、異なるアイソフォームをコードするスプライシング転写産物バリアントも報告されています。
背景
製品仕様
| クローン名 | OTI2G12 |
|---|---|
| アプリケーション | IF, IHC, WB |
| 推奨希釈倍率 | WB 1:1000, IHC 1:150, IF 1:100 |
| 交差性 | Human |
| 宿主 | Mouse |
| アイソタイプ | IgG1 |
| クローナリー | Monoclonal |
| 抗原 | Full length human recombinant protein of human CD163(NP_004235) produced in HEK293T cell. |
| 濃度 | 1 mg/ml |
| 精製 | Purified from cell culture supernatant by affinity chromatography |
| 推定されるタンパク質のサイズ | 125.3 kDa |
| 遺伝子名 | CD163 molecule |
| 遺伝子データベース | NP_004235 Entrez Gene 9332 Human |
| Synonyms | M130; MM130; SCARI1 |
製品データ

図1:CD163抗体を用いたイムノブロッティング
HEK293T細胞にpCMV6-ENTRY control(左レーン)とpCMV6-ENTRY CD163(品番:RC208557、右レーン)をトランスフェクトし、48時間後に溶解した。等量の細胞ライセート(5μg/レーン)をSDS-PAGEで分離後、本CD163抗体を用いてイムノブロッティングした。

図2:ヒト肝臓パラフィン包埋組織の免疫組織染色図
ヒト肝臓パラフィン包埋組織を本CD163抗体を用いて免疫染色した。(エピトープの賦活化は熱処理:10mM クエン酸バッファー、pH6.0、120℃ 3分)

図3:pCMV6-ENTRY CD163(品番:RC208557)をトランスフェクトしたCOS7細胞をCD163抗体を用いて染色した免疫蛍光染色図
CD163マウスモノクローナル抗体(クローンID:OTI2G12)
| 品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
|---|---|---|---|---|
Anti CD163, TrueMABTM, Human (Mouse) , OTI2G12![]() |
ORG | TA506380 | 100 UL [1 mg/ml] |
¥150,000 |
関連商品
| 品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
|---|---|---|---|---|
CD163, Transient overexpression lysate, Human![]() |
ORG | LY401362 | 100 UG |
¥147,000 |
Anti CD163, Carrier-free, Human (Mouse) Unlabeled, OTI2G12![]() |
ORG | CF506380 | 100 UG |
¥201,000 |
Anti GAPDH, Human (Mouse) , OTI2D9![]() |
ORG | TA802519 | 100 UL |
お問い合わせ |
Anti beta Actin (ACTB), Human (Mouse) , OTI1![]() |
ORG | TA811000 | 100 UL |
¥150,000 |
関連情報
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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