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記事ID : 35988
研究用

CD163マウスモノクローナル抗体(クローンID:OTI2G12)

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背景

CD163(NP_004235)は、スカベンジャー受容体システインリッチ(SRCR)スーパーファミリーのメンバーであり、単球およびマクロファージにおいてのみ発現されます。
マクロファージによるヘモグロビン/ハプトグロビン複合体のクリアランスおよびエンドサイトーシスに関与する急性期調節受容体として機能し、それによって遊離したヘモグロビンが媒介する酸化損傷から組織を保護する可能性が示唆されています。このタンパク質は、細菌に対する先天性免疫センサーおよび局所炎症の誘導因子としても機能する可能性もあります。また、本遺伝子について、異なるアイソフォームをコードするスプライシング転写産物バリアントも報告されています。

製品仕様

クローン名 OTI2G12
アプリケーション IF, IHC, WB
推奨希釈倍率 WB 1:1000, IHC 1:150, IF 1:100
交差性 Human
宿主 Mouse
アイソタイプ IgG1
クローナリー Monoclonal
抗原 Full length human recombinant protein of human CD163(NP_004235) produced in HEK293T cell.
濃度 1 mg/ml
精製 Purified from cell culture supernatant by affinity chromatography
推定されるタンパク質のサイズ 125.3 kDa
遺伝子名 CD163 molecule
遺伝子データベース NP_004235
Entrez Gene 9332 Human
Synonyms M130; MM130; SCARI1

製品データ

CD163抗体を用いたイムノブロッティング

図1:CD163抗体を用いたイムノブロッティング
HEK293T細胞にpCMV6-ENTRY control(左レーン)とpCMV6-ENTRY CD163(品番:RC208557、右レーン)をトランスフェクトし、48時間後に溶解した。等量の細胞ライセート(5μg/レーン)をSDS-PAGEで分離後、本CD163抗体を用いてイムノブロッティングした。

ヒト肝臓パラフィン包埋組織の免疫組織染色図

図2:ヒト肝臓パラフィン包埋組織の免疫組織染色図
ヒト肝臓パラフィン包埋組織を本CD163抗体を用いて免疫染色した。(エピトープの賦活化は熱処理:10mM クエン酸バッファー、pH6.0、120℃ 3分)

 

pCMV6-ENTRY CD163(品番:RC208557)をトランスフェクトしたCOS7細胞をCD163抗体を用いて染色した免疫蛍光染色図

図3:pCMV6-ENTRY CD163(品番:RC208557)をトランスフェクトしたCOS7細胞をCD163抗体を用いて染色した免疫蛍光染色図

CD163マウスモノクローナル抗体(クローンID:OTI2G12)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti CD163, TrueMABTM, Human (Mouse) , OTI2G12詳細データ ORG TA506380 100 UL
[1 mg/ml]
¥169,000

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販売終了
Anti β Actin, Human (Mouse) , OTI1詳細データ ORG TA811000 100 UL
¥122,000

関連情報

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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