CD1C を特異的に検出する「UltraMAB® 抗体」です。免疫組織染色(IHC)に最適です。
背景
CD1C / NM_001765
CD1C遺伝子は膜貫通型糖タンパク質のCD1 ファミリーメンバーをコードし、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)タンパク質と構造的に類似するとともにβ -2- マイクログロブリンとヘテロ二量体を形成する。CD1 タンパク質は自己または微生物由来の主要脂質や糖脂質抗原のT 細胞への提示を仲介する。ヒトゲノムには5種類のCD1 ファミリーが存在し、第1染色体上でクラスターを形成している。CD1 ファミリーメンバーは細胞内局在性および特定の脂質リガンドに対する特異性が異なると考えられている。CD1C遺伝子にコードされたタンパク質は細胞質側末端のトリプシンに基づいたモチーフを介してエンドサイトーシス系全体に広範に分布している。本遺伝子には選択的スプライシングを受けた転写バリアントが存在することが知られているものの完全長は確認できていない[RefSeq Jul]。
製品データ
![]() 図.1 パラフィン包埋したヒト卵巣組織の腺がんをanti-CD1C マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500042) |
![]() 図.2 パラフィン包埋したヒト子宮内膜組織の腺がんをanti-CD1C マウスモノクローナル抗体を使って免疫組織化学染色(UM500042) |
![]() 図.3 ORG 社のoverexpression protein microarray chip をUltraMAB anti-CD1C マウスモノクローナル抗体を用いて免疫染色(UM500042)。陽性反応を示すタンパク質は拡大したサブアレイ内に赤色矢印を用いてハイライトした。サブアレイ内に存在する全てのポジティブコントロールも明確にするためラベルした。 |
詳細情報
遺伝子名 | Homo sapiens CD1c molecule (CD1C) | ||
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別名 | BDCA1; CD1; CD1A; R7 | ||
抗原 | Full length human recombinant protein of human CD1C(NP_001756) produced in HEK293T cell. | ||
バッファー | PBS (PH 7.3) containing 1% BSA, 50% glycerol and 0.02% sodium azide. | ||
クローン | Clone UMAB46 | アイソタイプ | IgG1 |
交差種 | Human | 濃度 | 0.5〜1.0 mg/ml (Lot Dependent) |
精製 | Purified from mouse ascites fluids by affinity chromatography (Protein A or G Sepharose) | ||
適用 | IHC, 10K-CHIP | 推奨希釈条件 | IHC 1:100, |
CD1C / NM_001765 UltraMAB® 抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti CD1C, Human (Mouse) , UMAB46![]() |
ORG | UM570042 | 30 UL [2.48mg/ml] |
¥75,000 |
Anti CD1C, Human (Mouse) , UMAB46![]() |
ORG | UM500042 | 100 UL [2.48mg/ml] |
¥204,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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