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オートファゴソームを特異的に蛍光検出する！ Cell Meter™ オートファジーアッセイキット

メーカー名：AAT Bioquest, Inc. (Former ABD Bioquest, Inc.)

Cell Meter ™オートファジーアッセイキット（品番：23000、品番：23002）及びCell Meter ™オートファジーイメージングキット（品番：23001）は、オートファゴソームに特異的なマーカーを使用し、オートファジーの活性を蛍光顕微鏡やフローサイトメーター、マイクロプレートリーダーを用いて解析することが可能です。これらのアッセイキットは接着細胞および非接着細胞の両方でご使用いただけます。

背景

オートファジーとは

オートファジーは、動物細胞内高分子の分解のための主要なパスウェイになります。オートファジーのプロセスは、細胞質内物質とオートファゴソームと呼ばれる細胞膜に結合した細胞内小器官を隔離します。オートファゴソームとリソソームが結合することで、隔離された物質が分解されます。

プロトコール概略

テスト化合物で細胞を処理（1～2 x 10⁴ cells/well）
Autophagy Blue™ もしくは Green™ ワーキング溶液を添加
37℃、15分～1時間インキュベートする
洗浄バッファーで細胞を洗浄
細胞を解析（Ex/Em = 335/520 nm）

Cell Meter™ オートファジー蛍光イメージングキット【高感度・青色蛍光】

構成内容

500X Autophagy Super Blue™ 50 µL
色素バッファー　25 mL
洗浄バッファー　100 mL

オートファジー

図1　HeLa 細胞に飢餓状態を誘導させた Autophagy Super Blue™ 標識小胞
HeLa 細胞を DMEM 培地（左：コントロール）、もしくは血清枯渇培地（右：オートファジー処理）で16時間インキュベートした後、Autophagy Super Blue™ ワーキング溶液で 37℃、5％ CO₂ インキュベーターで20分インキュベートした。その後、洗浄バッファーで3回洗浄し、DAPI チャンネル（緑）で細胞を画像化。細胞核は Nuclear Green™LCS1（品番17540）で染色した。

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Cell Meter^TM Autophagy Fluorescence Imaging Kit	ABD	23001	200 TEST	￥72,000

Cell Meter™ オートファジーアッセイキット【青色蛍光】

構成内容

500X Autophagy Blue™ 50 µL
色素バッファー　25 mL
洗浄バッファー　100 mL

HeLa細胞に飢餓状態を誘導させた Autophagy Blue™ 標識液胞

図2　HeLa 細胞に飢餓状態を誘導させた Autophagy Blue™ 標識液胞
HeLa 細胞を DMEM 培地（左：コントロール）、もしくは血清枯渇培地（右：オートファジー処理）で16時間インキュベートした後、Autophagy Blue™ ワーキング溶液で 37℃、5％ CO₂ インキュベーターで30分インキュベートした。その後、洗浄バッファーで4回洗浄し、DAPI チャンネル（青）で細胞を画像化。オートファゴソーム液胞（B）中の鮮やかな青色ドットがオートファジーを示している。

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Cell Meter^TM Autophagy Assay Kit Blue Fluorescence	ABD	23000	1 KIT [200 Tests]	￥48,000

Cell Meter™ オートファジーアッセイキット【緑色蛍光】

構成内容

500X Autophagy Green™　50 µL
色素バッファー　25 mL
洗浄バッファー　100 mL

HeLa細胞に飢餓状態を誘導させた Autophagy Green™ 標識小胞

図3　HeLa 細胞に飢餓状態を誘導させた Autophagy Green™ 標識小胞
HeLa 細胞を DMEM 培地（左：コントロール）、もしくは血清枯渇培地（右：オートファジー処理）で16時間インキュベートした後、Autophagy Green™ ワーキング溶液で 37℃、5％ CO₂ インキュベーターで20分インキュベートした。その後、洗浄バッファーで3回洗浄し、FITC チャンネル（緑）で細胞を画像化。細胞核は Hoechst33342（品番17530）で染色した。