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記事ID : 35896
研究用

セルラーゼ "オノズカ" RS (Trichoderma viride由来):"オノズカ" R-10よりも約3倍のキシラナーゼ活性を有します。 Cellulase "Onozuka" RS from Trichoderma viride

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背景

セルラーゼ “オノズカ” RSは、Trichoderma viride 由来の高いセルロース活性を持つ多成分セルラーゼで(1)、“オノズカ”R-10よりも約3倍高いキシラナーゼ活性を有します。一般的にセルラーゼは天然のセルロース(ろ紙など)や人工セルロース(カルボキシメチルセルロースなど)を分解します。また、セルラーゼは、セルロース、リケニン、穀物のβ-D-グルカンの1,4-β-D-グルコシド結合を加水分解します。自然界では、セルロースは、他の成分、例えば、ヘミセルロース、リグニンおよびペクチンと関連して発見されます。

SERVA社のセルラーゼはこれらの成分を分解し、細胞壁を分解するのを助ける、多くの活性を含みます。α-アミラーゼは、3つ以上の1,4-α-結合D-グルコース単位を含む多糖の1,4-α-グルコシド結合を加水分解します。ペクチナーゼはガラクチュランの1,4-α-Dガラクトシドロン結合をランダムに切断します。ヘミセルラーゼおよびプロテアーゼ活性も同様に含有されます。

製品仕様

最適温度 50 - 60℃
最適pH pH 4 - 5
ユニット定義 1U: 1 μmoleのカルボキシメチルセルロース由来のグルコースを40℃、pH4.5の条件下で分解。グルコースはアルカリ銅試薬で決定(3)
その他の活性 α-アミラーゼ、ペクチナーゼ、プロテアーゼ、ヘミセルラーゼ
参考文献
  1. Beldman, G. et al. (1985) Eur. J. Biochem. 146, 301-8
  2. Potrykus, J. & Shillito, R.D. (1986) Methods Enzymol. 118, 549-78
  3. Okada, G. (1988) Methods Enzymol. Vol. 160, 259-63
  4. Lendl & Bauer (1989) Zell- und Gewebekultur, Gustav Fischer Verlag, 147ff.

セルラーゼ “オノズカ” RS

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Cellulase ≫Onozuka RS≪ from Trichoderma viride ca. 2 U/mg Trichoderma viride 詳細データ SER 16420 1 G
¥33,000
Cellulase ≫Onozuka RS≪ from Trichoderma viride ca. 2 U/mg Trichoderma viride 詳細データ SER 16420 5 G
¥140,000

セルラーゼ “オノズカ” R-10 (Trichoderma viride由来)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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