セルラーゼ “オノズカ” RSは、Trichoderma viride 由来の高いセルロース活性を持つ多成分セルラーゼで(1)、“オノズカ”R-10よりも約3倍高いキシラナーゼ活性を有します。一般的にセルラーゼは天然のセルロース(ろ紙など)や人工セルロース(カルボキシメチルセルロースなど)を分解します。また、セルラーゼは、セルロース、リケニン、穀物のβ-D-グルカンの1,4-β-D-グルコシド結合を加水分解します。自然界では、セルロースは、他の成分、例えば、ヘミセルロース、リグニンおよびペクチンと関連して発見されます。
SERVA社のセルラーゼはこれらの成分を分解し、細胞壁を分解するのを助ける、多くの活性を含みます。α-アミラーゼは、3つ以上の1,4-α-結合D-グルコース単位を含む多糖の1,4-α-グルコシド結合を加水分解します。ペクチナーゼはガラクチュランの1,4-α-Dガラクトシドロン結合をランダムに切断します。ヘミセルラーゼおよびプロテアーゼ活性も同様に含有されます。