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クロマトグラフィーのシステム適合性を確認クロマトカラムのパフォーマンスチェックにも使用できる糖鎖標準品

メーカー名：Ludger Ltd.

クロマトグラフィー（HILIC-LC、WAX-LC、RP-LC など）のシステム適合性のチェックにご使用いただける、糖鎖標準品をご紹介します。

使用目的

クロマトグラフィーで良好な結果を得られていますか？

ピーク形状と分解能のチェックをどのくらいの頻度で行っていますか？

ご使用になるクロマトグラフィーの種類（HILIC-LC： GU値に基づく糖鎖解析、WAX-LC：チャージを基にした糖鎖の分離、RP-LC：シアル酸／単糖分析）に関わらず、通常用いているシステムの適合性チェックを行うことをお奨めします。

新しいカラムをセットアップする際には、ピーク形状と分解能を記録することが重要です。これらのパラメーターを追跡することで、カラムのクリーニング／交換の時期を判断できます。カラムの寿命は、注入したサンプルやバッファーに含まれる夾雑物、サンプルのローディング量と回数、ポストラン洗浄サイクルの効果などの多くの要因によって変化します。インラインフィルターを設置したり、バッファーとサンプルをろ過したりすることで、カラムが適切に洗浄・保管され、寿命を延ばすことができます。

使用例

図1　4.6 x 150 mm LudgerSepN2 カラムを用いた、2-AB 標識グルコースホモポリマーラダー（品番： CAB-GHP-30）のHPLCクロマトグラム
図1は、蛍光標識した糖鎖（グリカン）の分離に使用した LudgerSepN2 カラム（品番： LS-N2-4、6x150）の性能の低下を示す。GU（グルコース単位）3 のピークの半値幅は、0.20 分（黒）から 0.36 分（青）に増加しており、カラムを交換する時期であることがわかる。

図2　4.6 x 150 mm LudgerSep-R1 カラムを用いた、DMB標識シアル酸リファレンスパネル（品番： CM-SRP-01）のHPLCクロマトグラム
図2は、DMB標識したシアル酸の分離に使用した LudgerSepR1カラム（品番： LS-R1-4、6x150）の性能の低下を示す。Neu5Ac のピークの半値幅は、0.19 分（黒）から 0.28 分（青）に増加しており、ピークの対称性が低いことから、カラムを交換する時期であることがわかる。

2-AB グルコースホモポリマーラダー（品番： CAB-GHP-30）、DMB 標識シアル酸リファレンスパネル（品番： CMSRP-01）、2AA 標識 monomix（品番： CM-MONOMIX-10）などの、システム適合性スタンダードのピーク幅を継続的にモニターすることで、カラムのクリーニングや交換の時期を判断することができます。