CRISPRを用いたゲノム編集による遺伝子導入を検出するキットです。
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CRISPRを用いたゲノム編集による遺伝子導入を検出するキットです。
ゲノム編集や遺伝子改変技法は広く使用されており、技術の正確性が要求されます。ゲノム編集がうまくいったかどうかを確認することは重要なステップです。早い段階でアッセイがうまくいっていないことが判明すれば、その後のアッセイでサンプルを消費してしまう心配がありません。
本商品はご希望のゲノム編集のプロセスを、簡便かつ効果的に確認できるようデザインされています。
CRISPR技術によりゲノム編集した細胞サンプルを、特定の目的配列をターゲットとしたPCR反応のテンプレートとして使用します。DNAは変性・アニーリングされ、二本鎖内でミスマッチが生じます。ゲル解析の際、区別しやすいサイズにするため、このミスマッチは検出酵素により識別および分解されます。
図1. 酵素切断の確認
CRISPR編集済サンプルと未編集サンプルを本キットで処理した。
右の編集済サンプルは酵素切断を行うと430 bpと260 bp付近に予想通りのバンドが見られた。
中央の未編集サンプルでは、酵素切断は確認できなかった。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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