FITCによるデキストラン標識化は1973年に de Belder and Granath らによって報告されました(1)。現在では、蛍光標識多糖を得るために確立された手法となっています。フルオレセイン部分は、in vitroおよびin vivoで良好な安定性を示すチオカルバモイル結合によって結合されています。TdB Labs社ではATTO™、FITC、TRITC色素標識のデキストランに加え、独自の蛍光色素であるAntonia Red™ 色素標識のデキストラン/多糖を提供しています。
励起波長/蛍光波長:490 nm/520 nm
参考文献
Ref (1): A.N.de Belder and K.Granath, Carbohydr. Res., 30, 375 (1973)