一般的な細胞株／Expi293F 細胞／HepG2 細胞 および レンチウイルスのパッケージングに最適化 EndoFectin™ トランスフェクション試薬

4種類の EndoFectin™ トランスフェクション試薬は、それぞれ、一般的な細胞株／Expi293F 細胞／HepG2 細胞のトランスフェクション、レンチウイルスのパッケージングに最適化されています。

• EndoFectin™ Max
  ：一般的な細胞株（トランスフェクションが困難な細胞株を含む）に汎用的に使用できる脂質ベースの試薬
• EndoFectin™ Expi293
  ：一過性発現に使用される浮遊細胞株 Expi293F のトランスフェクションに最適
• EndoFectin™ HepG2
  ：導入困難な肝細胞癌由来細胞株 HepG2 のトランスフェクションに最適
• EndoFectin™ Lenti
  ：レンチウイルスのパッケージングに最適なカチオン性試薬

脂質ベースのトランスフェクション試薬です。
トランスフェクションが困難な細胞株を含む、一般的な細胞株に汎用的に使用でき、高効率なトランスフェクションが可能です。

特長

• 一般的なトランスフェクション試薬と比較して、幅広い細胞株で優れたトランスフェクション効率
• プラスミド／siRNA のトランスフェクションも高効率
• 低い細胞毒性
• 血清／培地の除去や、トランスフェクション後の培地交換不要
• 過剰発現、ノックダウン、ノックアウト、ハイスループットアプリケーションに

使用例

図1 EndoFectin™ Max を使用した、一般的な17種類の細胞株へのトランスフェクション
トランスフェクション効率の低い細胞株（上）、中程度の細胞株（中央）、高い細胞株（下）に、ホタルルシフェラーゼ発現プラスミドをトランスフェクションした。トランスフェクション効率は、ルシフェラーゼ活性（RLU）により評価した。

浮遊細胞株 Expi293F に最適なトランスフェクション試薬です。
HEK293 を浮遊細胞化した Expi293F は、一過性発現に使用され、高い細胞密度が得られます。

特長

• 浮遊細胞株 Expi293F のトランスフェクションに最適
• 他社製品と比較して、Expi293F への優れたトランスフェクション効率
• 血清／培地の除去や、トランスフェクション後の培地交換不要
• 過剰発現、ノックダウン、ノックアウト、ハイスループットアプリケーションに

使用例

図2 EndoFectin™ Expi293 を用いた、浮遊細胞株 Expi293F へのトランスフェクション効率
Expi293F 細胞を 125 mL フラスコで培養し、GFP発現プラスミドをトランスフェクションした。トランスフェクション効率は、相対蛍光単位で定量し（RFU、上図）、蛍光顕微鏡を用いて視覚的に比較した（下図）。

トランスフェクションが困難な肝細胞癌由来細胞株 HepG2 のトランスフェクションに最適な試薬です。
他社製品と比較して、優れたトランスフェクション効率を示します。

特長

• トランスフェクトが困難な肝細胞癌由来細胞株 HepG2 に最適
• 他社製品と比較して、HepG2 細胞への優れたトランスフェクション効率
• プラスミド／siRNA のトランスフェクションも高効率
• エレクトロポレーションと同等のトランスフェクション効率
• 血清／培地の除去や、トランスフェクション後の培地交換不要

使用例

図3 EndoFectin™ HepG2 を用いた、HepG2 細胞へのトランスフェクション効率
上図： HepG2 細胞にルシフェラーゼ発現プラスミドをトランスフェクションし、ルミノメーターで定量した。 下図： HepG2 細胞にGFP発現プラスミドをトランスフェクションし、可視光／蛍光により可視化した。

EndoFectin™ Lenti は、レンチウイルスのパッケージングに最適なトランスフェクション試薬です。
カチオン性試薬で、他社と同等以上の高いトランスフェクション効率と力価（タイター）で、レンチウイルスをパッケージングできます。

使用例

図4
様々な種類のトランスフェクション試薬を用いて、HEK293T 細胞にEGFP発現プラスミドをトランスフェクションした。トランスフェクション20時間後に、倒立蛍光顕微鏡で細胞を観察した。HEK293T 細胞のトランスフェクションは、無血清培地（A）または 10% 血清中（B）で行った。

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