本製品は、試料中のD-グルコース、L-乳酸、L-グルタミンをマイクロプレートリーダーを用いて比色定量するキットです。
・D-グルコース測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-乳酸測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-グルタミン測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・リザーバー 4個
・マイクロプレート(96穴) 5枚
[D-グルコース測定]
グルコースオキシダーゼがD-グルコースを酸化し、D-グルコースと同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。

[L-乳酸測定]
乳酸オキシターゼがL-乳酸を酸化し、L-乳酸と同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。

[L-グルタミン測定]
Step1:試料中に共存するL-グルタミン酸を除去する。

Step2:グルタミナーゼがL-グルタミンをL-グルタミン酸へ変換する。カタラーゼを阻害する。
グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化し、L-グルタミンと同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色を呈色(555nm)する。

[D-グルコース測定/L-乳酸測定]
試料はD-グルコースまたはL-乳酸が、およそ0.05〜2.5mmol/Lの範囲になるように調製する。
[L-グルタミン測定]
試料はL-グルタミンがおよそ0.05〜2.5mmol/L , L-グルタミン酸が5mmol/L未満の範囲になるように調製する。
[標準液(全ての測定に共通)]
各測定キットに付属している標準液(10mmol/L)を希釈して使用する。なお、L-グルタミン測定にはL-グルタミン酸標準液を用いる。
① 10mmol/L標準液100µLを純水300µLで希釈し、2.5mmol/L標準液を調製する。
② 10mmol/L標準液100µLを純水400µLで希釈し、2mmol/L標準液を調製する。
③ 10mmol/L標準液75µLを純水425µLで希釈し、1.5mmol/L標準液を調製する。
④ 2mmol/L標準液を純水で順次2倍希釈し、1、0.5、0.25、0.125mmol/L標準液を調製する。
⑤ 0mmol/L標準液には純水を使用する。
[D-グルコース測定/L-乳酸測定]
D-グルコース測定とL-乳酸測定は同一手順。
① 必要量の試薬A液とB液を1:1で混合する。(1ウェルあたりの必要量は各100µLずつ)
※混合液は保存せず調製当日中に使いきること。
| 24ウェル | 48ウェル | 96ウェル | |
|---|---|---|---|
| 試薬A液 | 2.6 mL | 5 ml | 10 ml |
| 試薬B液 | 2.6 mL | 5 mL | 10 mL |
[L-グルタミン測定]
① 標準液と試料をそれぞれ10µLずつ各ウェルに入れる。
② 標準液のウェルに試薬B液100µLを、試料のウェルに試薬A液100µLを添加し、室温で10分間反応させる。
③ 標準液のウェルに試薬A液100µLを、試料のウェルに試薬B液100µLを添加し、室温で10分
間反応させる。
④ プレートリーダーにて555nmの吸光度を測定する。
⑤ 標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。試料中のL-グルタミン濃度を検量線より算出する。

| 品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
|---|---|---|---|---|
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine ![]() |
EZS | ES25 | 1 SET [各100回] |
¥90,000 |
| 品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
|---|---|---|---|---|
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine/L-Glutamate ![]() |
EZS | ES26 | 1 SET [各100回] |
¥120,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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