ページの本文へ移動
  • ホーム
  • 商品情報
  • 細胞培養用培地3成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン)

記事ID : 46947
研究用

マイクロプレートリーダーを用いて、グルコース・乳酸・グルタミンを迅速に定量 細胞培養用培地3成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン)

このエントリーをはてなブックマークに追加

EZS_ES25_package1.png

本製品は、試料中のD-グルコース、L-乳酸、L-グルタミンをマイクロプレートリーダーを用いて比色定量するキットです。

【関連情報】

特長

  • 調製済み溶液タイプでそのまま使用可能
  • 迅速、簡便な操作
    icon_right_arrow_01.gif グルコース、乳酸は1ステップ・10分
    icon_right_arrow_01.gif グルタミンは2ステップ・20分
  • 室温で測定、加温不要

構成内容

・D-グルコース測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-乳酸測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-グルタミン測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・リザーバー 4個
・マイクロプレート(96穴) 5枚

EZS_ES25_component1.jpg

[注意事項]

  • グルタミン試薬は測定手順が異なるので注意してください。
  • 試薬は、冷蔵庫で保管してください。
  • 測定する時は、試薬を室温に戻してから使用してください。試薬が冷たいまま使用しない でください。
  • 本測定法はエンドポイント法ですが、反応時間を厳密に管理することで、より正確な測定が可能です。
  • 測定の精度を高めるため、各試料・標準液は複数ウェルを用いて測定してください。
  • 吸光度は540〜570nmの範囲で測定可能です。
  • 試料中に含まれるフェノールレッドは、15mg/以下の濃度であれば測定に影響を与えません。
  • L-グルタミン測定時の共存L-グルタミン酸は5mmol/Lまで許容します。

測定原理

[D-グルコース測定]
グルコースオキシダーゼがD-グルコースを酸化し、D-グルコースと同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。
EZS_ES07_principle2.png

[L-乳酸測定]
乳酸オキシターゼがL-乳酸を酸化し、L-乳酸と同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。
EZS_ES11_principle2.png

[L-グルタミン測定]
Step1:試料中に共存するL-グルタミン酸を除去する。
EZS_ES25-glu_principle1.png

Step2:グルタミナーゼがL-グルタミンをL-グルタミン酸へ変換する。カタラーゼを阻害する。
グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化し、L-グルタミンと同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色を呈色(555nm)する。
EZS_ES02_principle2.png

試料および標準液の調製

[D-グルコース測定/L-乳酸測定]
試料はD-グルコースまたはL-乳酸が、およそ0.05〜2.5mmol/Lの範囲になるように調製する。

[L-グルタミン測定]
試料はL-グルタミンがおよそ0.05〜2.5mmol/L , L-グルタミン酸が5mmol/L未満の範囲になるように調製する。

[標準液(全ての測定に共通)]
各測定キットに付属している標準液(10mmol/L)を希釈して使用する。なお、L-グルタミン測定にはL-グルタミン酸標準液を用いる。
① 10mmol/L標準液100µLを純水300µLで希釈し、2.5mmol/L標準液を調製する。
② 10mmol/L標準液100µLを純水400µLで希釈し、2mmol/L標準液を調製する。
③ 10mmol/L標準液75µLを純水425µLで希釈し、1.5mmol/L標準液を調製する。
④ 2mmol/L標準液を純水で順次2倍希釈し、1、0.5、0.25、0.125mmol/L標準液を調製する。
⑤ 0mmol/L標準液には純水を使用する。

測定手順

[D-グルコース測定/L-乳酸測定]
D-グルコース測定とL-乳酸測定は同一手順。
① 必要量の試薬A液とB液を1:1で混合する。(1ウェルあたりの必要量は各100µLずつ)
※混合液は保存せず調製当日中に使いきること。

【参考】試薬調製量
  24ウェル 48ウェル 96ウェル
試薬A液 2.6 mL 5 ml 10 ml
試薬B液 2.6 mL 5 mL 10 mL
② 標準液と試料をそれぞれ10µLずつ各ウェルに入れる。
③ 試薬混合液200µLを添加し、室温で10分間反応させる。
④ プレートリーダーにて555nmの吸光度を測定する。
⑤ 標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。試料中の測定対象物質濃度を検量線より算出する。

[L-グルタミン測定]

重要!
標準液にはL-グルタミン酸を使用しているため標準液と試料の測定手順が異なるので注意すること。

① 標準液と試料をそれぞれ10µLずつ各ウェルに入れる。
② 標準液のウェルに試薬B液100µLを、試料のウェルに試薬A液100µLを添加し、室温で10分間反応させる。
③ 標準液のウェルに試薬A液100µLを、試料のウェルに試薬B液100µLを添加し、室温で10分 間反応させる。
④ プレートリーダーにて555nmの吸光度を測定する。
⑤ 標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。試料中のL-グルタミン濃度を検量線より算出する。

 

参考データ

EZS_ES25_data1.png

細胞培養用培地3成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine new詳細データ EZS ES25 1 SET
[各100回]
¥90,000

【関連商品】細胞培養用培地4成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン・L-グルタミン酸)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine/L-Glutamate new詳細データ EZS ES26 1 SET
[各100回]
¥120,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「細胞培養用培地3成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン)」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO