ページの本文へ移動
  • ホーム
  • 商品情報
  • 細胞培養用培地4成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン・L-グルタミン酸)

記事ID : 46980
研究用

マイクロプレートリーダーを用いて、グルコース・乳酸・グルタミン・グルタミン酸を迅速に定量 細胞培養用培地4成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン・L-グルタミン酸)

このエントリーをはてなブックマークに追加

EZS_ES26_package1.png

本製品は、試料中のD-グルコース、L-乳酸、L-グルタミン、L-グルタミン酸をマイクロプレートリーダーを用いて比色定量するキットです。

【関連情報】

特長

  • 4成分同一手順
  • ワンステップ
  • 室温測定

構成内容

・D-グルコース測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-乳酸測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-グルタミン酸測定用試薬
(A液10mL・B液10mL・標準液(10mmol/L)1.5mL)
・L-グルタミン測定用試薬
(A液10mL・B液10mL)
・リザーバー 6個
・マイクロプレート(96穴) 5枚

EZS_ES26_component1.jpg

[注意事項]

  • 試薬は、冷蔵庫で保管してください。
  • 測定する時は、試薬を室温に戻してから使用してください。
  • 本キットの各測定法では、B液添加後10分以内に発色がエンドポイントに到達します。発色反応の時間(10分)を厳密に管理することで、より信頼性の高い測定となります。
  • 推奨する測定波長は555nmですが、540〜570nmの範囲でも測定ができます。
  • 試料中に含まれるフェノールレッドは、15mg/L以下の濃度であれば測定に影響を与えません。

[L-グルタミン測定について]

  • L-グルタミン測定の標準液はL-グルタミン酸測定と同じ標準液(L-グルタミン酸 10mmol/L)を用います。
  • L-グルタミン試薬を用いた「ワンステップ室温測定」で得られる測定値はL-グルタミンとL-グルタミン酸の合計濃度です。測定後にL-グルタミン酸濃度を差し引く必要があります。
  • L-グルタミンを単独で測定する場合(L-グルタミン酸測定を同時に行わない場合)の測定方法は、手順が異なりますのでキット付属の手順書を参照して下さい。

測定原理

[D-グルコース測定]
グルコースオキシダーゼがD-グルコースを酸化し、D-グルコースと同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555nm)に呈色する。
EZS_ES07_principle2.png

[L-乳酸測定]
乳酸オキシダーゼがL-乳酸を酸化し、L-乳酸と同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555nm)に呈色する。
EZS_ES11_principle2.png

[L-グルタミン酸測定]
グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化しL-グルタミン酸と同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555nm)に呈色する。
EZS_ES01_principle2.png
EZS_ES01_principle3.png

[L-グルタミン測定]
グルタミナーゼがL-グルタミンをL-グルタミン酸へ変換する。カタラーゼを阻害する。グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化し、L-グルタミンと同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555nm)に呈色する。
EZS_ES02_principle2.png

試料および標準液の調製

[D-グルコース測定/L-乳酸測定/L-グルタミン酸測定]
試料は測定対象物質の濃度が、およそ0.05〜2.5mmol/Lの範囲になるように調製する。

[L-グルタミン測定]
試料はL-グルタミンとL-グルタミン酸濃度の総和が、およそ0.05〜2.5mmol/Lの範囲になるように調製する。

[標準液(全ての測定に共通)]
各測定キットに付属している標準液(10mmol/L)を希釈して使用する。なお、L-グルタミン測定にはL-グルタミン酸標準液を用いる。
① 10mmol/L標準液100µLを純水300µLで希釈し、2.5mmol/L標準液を調製する。
② 10mmol/L標準液100µLを純水400µLで希釈し、2mmol/L標準液を調製する。
③ 10mmol/L標準液75µLを純水425µLで希釈し、1.5mmol/L標準液を調製する。
④ 2mmol/L標準液を純水で順次2倍希釈し、1、0.5、0.25、0.125mmol/L標準液を調製する。
⑤ 0mmol/L標準液には純水を使用する。

測定手順(全ての測定に共通)

EZS_ES26_procedure1.png


① 必要量の試薬A液とB液を1:1で混合する。(1ウェルあたりの必要量は各100µLずつ)
※混合液は保存せず調製当日中に使いきること。

【参考】試薬調製量
  24ウェル 48ウェル 96ウェル
試薬A液 2.6 mL 5 ml 10 ml
試薬B液 2.6 mL 5 mL 10 mL

② 標準液と試料をそれぞれ10µLずつ各ウェルに入れる。
③ 試薬混合液200µLを添加し、室温で10分間反応させる。
④ プレートリーダーにて555nmの吸光度を測定する。

 

濃度計算

[D-グルコース測定/L-乳酸測定/L-グルタミン酸測定]
①標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。
②試料中の測定対象物質濃度を検量線より算出する。

[L-グルタミン測定]
L-グルタミン試薬を用いた場合の測定値はL-グルタミンとL-グルタミン酸の合計濃度となる。測定値からL-グルタミン酸濃度を差し引くことで、L-グルタミン濃度を求める。
①標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。試料中のL-グルタミンとL-グルタミン酸の合計濃度①を検量線より算出する。
②L-グルタミンとL-グルタミン酸の合計濃度(①)から、同時に測定したL-グルタミン酸濃度を差し引き、L-グルタミン濃度を算出する。

 

参考データ

EZS_ES26_data1.png

細胞培養用培地4成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン・L-グルタミン酸)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine/L-Glutamate new詳細データ EZS ES26 1 SET
[各100回]
¥120,000

【関連商品】細胞培養用培地3成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Microplate Assay Kit for Glucose / Lactate / L-Glutamine new詳細データ EZS ES25 1 SET
[各100回]
¥90,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「細胞培養用培地4成分測定キット(D-グルコース・L-乳酸・L-グルタミン・L-グルタミン酸)」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO