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誰でも・簡単・これだけで L-グルタミン酸測定セット「うまミエール」

メーカー名：株式会社エンザイム・センサ

LED比色計とL-グルタミン酸測定キットがセットになったエンザイム・センサ社の「うまミエール」で簡単に出汁・トマトなど試料中のL-グルタミン酸を測定できます。

【関連情報】

エンザイム・サイエンス(EZS)社　商品ラインアップ

特長

酵素法による簡便な測定キット
室温・2ステップ
調製済み溶液タイプですぐに測定可能
HPLC法との高い相関

構成内容

・L-グルタミン酸測定キット1箱（試薬A液：30mL、試薬B液：30mL、標準液：1.5mL）
・LED比色計1台
・測定に必要な付属品一式（試料採取用ピペット＆チップ、試薬A液および試薬B液採取用シリンジ、予備シリンジ、希釈管、水採取用スポイト、セル、セル立て、色見本）

測定原理

Step1：試料のアスコルビン酸の影響を除去する。

Step2：グルタミン酸オキシダーゼがL-グルタミン酸を酸化し、L-グルタミン酸と同じモル当量で生成する過酸化水素による縮合生成物が青紫色に呈色(555nm)する。

[試料および標準液の調製]

・試料は、L-グルタミン酸がおよそ20 ～ 200mg/Lの範囲になるように調製する。
・標準液は、キットに付属しているL-グルタミン酸標準液(100 mg/L)をそのまま使用する。

測定手順（EZS社LED比色計を使用した場合）

標準液と試料をそれぞれ0.05mLずつディスポセルに入れ、各セルに試薬A液0.5mLを添加し軽く振り混ぜ室温で10分間反応させる。（Step1）
試薬B液0.5 mLを添加し軽く振り混ぜ、室温で10分間反応させる。（Step2）
水と標準液の発色液で校正したLED比色計で、L-グルタミン酸濃度を測定する。

[注意事項]
・A液とB液は、冷蔵庫で保存して下さい。
・測定する時は、A液とB液を室温に戻してから使用して下さい。A液とB液が冷たいまま使用しないで下さい。
・本測定法はエンドポイント法ですが、B液添加後の時間（10分）をきちんと管理することでより正確な測定ができます。
・アスコルビン酸（ビタミンC）以外の強い還元性物質を多量に含む試料は測定できません。

うまミエールによる醤油・味噌・カップ麺スープ・トマトの測定例

・醤油とスープのL-グルタミン酸測定手順
・トマトのL-グルタミン酸測定手順

醤油	L-グルタミン酸 (g/L)	味噌	L-グルタミン酸 (mg/ 100g)
A県産醤油	5.6	A府産白みそ	155
B県産本醸造醤油	9.5	B県産こうじ味噌	420
B県産丸大豆醤油	10.2	C県産赤だし	1870
B県産特選醤油	14.8	D県産こうじみそ	410
C県産醤油	18.5	トマト	L-グルタミン酸 (mg/ 100g)
D県産本醸造醤油	8	A産トマトA	206
E県産生醤油	8.3	A産トマトB	121
F県産醤油	8.4	B県産トマトC	30
カップ麺スープ	L-グルタミン酸 (g/L)	C県産トマトD	143
カップラ-メンA	2.4	D県産トマトE	369
カップラーメンB	2.4	E県産トマトF	396
カップラーメンC	5	F県産トマトG	285
カップラ-メンD	2.1	F県産トマトH	209
カップラーメンE	4.4	G県産トマトI	76
カップうどんA	3.8	G県産トマト」	25
カップうどんB	2.2	H県産トマトK	223
カップワンタン	1.8	I県産トマトL	81