酸化ストレスとは、強い酸化力をもつ活性酸素の生成と消去のバランスが崩れた状態のことで、過剰に生成された活性酸素は、DNAや脂質、タンパク質などに障害を与えます。酸化ストレスはからだのサビつき度を表す指標と言われ、肥満や生活習慣病、認知症などの脳老化、疲労、白内障や肌老化など様々な疾病の発症メカニズムに関与しています。DNAの酸化損傷マーカーの8-OHdGのほか、ω6系とω3系それぞれの脂質酸化損傷マーカーであるHELとPRLの同時測定を実現しました。酸化損傷の初期段階を捉えるバイオマーカーとして、健常人の軽微な体の変化や機能性食品の健康効果に対する指標としてご活用いただけます。