更年期障害や骨粗しょう症の緩和に有効な大豆イソフラボンは、エクオールに代謝できる腸内細菌を持っているかどうかで、その健康効果に差があることが知られています。エクオールとは大豆イソフラボンの主成分であるダイゼインが腸内細菌により代謝されることで出来る物質で、エストロゲン活性が高く、大豆イソフラボンの健康ベネフィットの「カギ」になる成分と言われています。
しかし、エクオール産生菌を持つ人は日本人でも約半数、大豆をあまり食べない欧米人では2〜3割と言われており、日本でも食生活の変容により、特に若年層でエクオール産生菌を持たない人の割合が増えています。
