生細胞ベースのタンパク質発現システムIn Vivo LEXSYをご紹介致します。In Vitro LEXSYに対し、大容量でのタンパク質発現に適しています。
背景
LEXSYタンパク質発現システム
LEXSYタンパク質発現システムには、「生細胞ベースの発現系(In Vivo LEXSY)」と「細胞フリー翻訳システム(In Vitro LEXSY)」があります(表1)。(細胞フリー翻訳システム In Vitro LEXSY)
- [In Vivo LEXSY]は、L. tarentolae 発現株の構築が必要です。
安価な培地で培養でき、リコンビナントタンパク質が高収量で得られます。 - [In Vitro LEXSY]は、目的の遺伝子(PCR産物またはDNAベクターにサブクローニングしたもの)から直接タンパク質を産生できます。多数のタンパク質を同時に超高速で産生できますが、アップスケールには限界があります。

表1 In Vivo / In Vitro LEXSY の比較
使用目的
2種類のシステム
[In Vivo LEXSY]は、恒常的発現とTet誘導発現の2つのシステムが利用できます。
■ 恒常発現用LEXSY
恒常発現用LEXSYは、基本的な構造で、多種多様なタンパク質を効率的に産生できます。
タンデム18S rRNAをコードする染色体のssu遺伝子座に、発現カセットを組込むことがベースになっています。(図1)。このクラスターは、一般的な真核生物発現系で使用されるRNAポリメラーゼIIより10倍強力な、宿主のRNAポリメラーゼIによって転写が行われます。RNAポリメラーゼIの発現プロファイルにより、ターゲットタンパク質の発現は培養細胞の増殖と平行します。
図1 恒常発現用LEXSYの組込みによるクローニング。
LEXSY宿主にトランスフェクションを行うと、ターゲット遺伝子を運ぶ直線化された発現カセットが、相同組換えによって、タンデムに並ぶ18S rRNA遺伝子(ssu)に組込まれる。安定的にトランスフェクトされた発現株は、作動可能にリンクした抗生物質耐性マーカーで選択する。4種類の抗生物質耐性マーカーを利用可能(表2)。
■ Tet誘導LEXSY
Tet誘導LEXSY(図2)は、よく知られているT7発現システムに類似しており、タンパク質発現の厳格な制御が可能です。
発現は、誘導物質(テトラサイクリン)の添加によって開始されるので、発現タンパク質が宿主に対して毒性を示す可能性を軽減できます。また、いくつかの細胞内タンパク質は、誘導発現を使用すると、恒常的発現よりも5-10倍多く産生されることが示されました。誘導システムであるpLEXSY_I-blecherryは、ブレオマイシン耐性遺伝子とCherry蛍光タンパク質遺伝子を機能的に融合させたものを含んでいます。このシステムは、抗生物質による選択の他、日光下で色の強度によるスクリーニングを行ったり、簡単なCherry蛍光測定によってオンラインで発現をモニターしたりすることが可能です(図4)。このことは、培養プロセスで細胞の回収条件を最適化する際に、特に重要になります。Tet誘導LEXSYには、組込みバージョンとエピソームバージョンの二種類があります。組込みバージョンでは、発現カセットが染色体のオルニチン脱炭酸酵素(odc)遺伝子座に安定して組込まれています。エピソームバージョンでは、自己複製能を持つエピソームとして染色体外に維持される、発現プラスミドの増殖とオリゴマー形成を利用します(Kushnir et al. 2011)。
図2 Tet誘導LEXSYの構造。
LEXSY宿主T7-TRは、ssu遺伝子座からT7 RNAポリメラーゼとTetリプレッサーを恒常的に発現する。発現カセットをトランスフェクションすると、ターゲット遺伝子がT7プロモーターとTetオペレーターの制御下で誘導的に発現する。詳細については本文を参照。
特長
■ In Vivo LEXSYの構成
恒常発現用システムとTet誘導システムのどちらも、単純にクローニングの方法を選ぶだけで(図3)、同じベクターからタンパク質の細胞内発現と分泌発現を行うことが可能です(図6)。
分泌発現は、ジスルフィド結合の形成やグリコシル化など、翻訳後修飾を受けるタンパク質発現に推奨しています。LEXSYシステムでは、非常に均一な哺乳動物型のN-グリコシル化が行われることが示されています(Breitling et al. 2002)。
抗生物質選択マーカーを4種類利用可能なことから、恒常発現用LEXSYでは最大4つ、Tet誘導LEXSYでは最大2つまでのターゲットタンパク質を共発現できます(表2)。マルチサブユニットタンパク質の発現(Phan et al. 2009, Figure 16)、in vivoでのタンパク質相互作用の研究、ターゲット遺伝子の複数のコピーの共発現などの目的に、特に有用にご使用いただけます。

図3 フレキシブルなLEXSYのタンパク質発現プラットフォーム
4種類のIn Vivo LEXSY全てにおいて、SDS-PAGE分析が示すように、リコンビナントタンパク質が効率的に産生された。恒常発現用LEXSYの使用で、ターゲットタンパク質Aは、細胞抽出物から従来の二段階クロマトグラフィーで純度95%まで精製された。また、タンパク質Bは、培養上清からワンステップのアフィニティーでほぼ均一に精製された。ターゲットタンパク質を過剰に分泌発現させると、ほぼターゲットタンパク質のみが培地に分泌された(タンパク質B、C、F、G)。さらに、Tet誘導LEXSYの使用で、タンパク質発現が最大100倍まで誘導された(タンパク質D、E)。中央の写真は浮遊培養中のL. tarentolae細胞。

表2 In Vivo LEXSYの構成
[1] 4種類の抗生物質が使用可能 (LEXSY NTC, LEXSY Hygro, LEXSY Bleo, LEXSY Neo)
[2] 2種類の抗生物質が使用可能 (LEXSY Bleo, LEXSY Neo)
使用例
(1)Tet誘導タンパク質発現システム

図4 Tet誘導タンパク質発現システム pLEXSY_I-blecherry3は、ターゲットタンパク質とBleCherryタンパク質のバイシストロニックな共発現を利用している。
行1: LEXSY発現プラスミドは、pLEXSY_I-blecherry3発現ベクター(品番:EGE-243)に、目的の遺伝子を挿入して構築する。発現プラスミドを直線化し、T7 RNAポリメラーゼとTetリプレッサーを発現しているLEXSY宿主T7-TRにトランスフェクトする。リコンビナントクローンを、LEXSY BHIアガー上でLEXSY Bleoを使用して選択する。日光の下でcherry色のクローンを識別し、誘導物質テトラサイクリンを添加したアガープレート上にニトロセルロース膜をトランスファーし、コロニーリフト法によりプレスクリーニングする。さらなるスクリーニングのために、最もcherry色の強いクローンを小規模な浮遊培養で増殖させる。
行2: テトラサイクリンで48時間誘導した後、24ウェルフォーマットの蛍光測定で、最も発現量の高いクローンを識別する。最も生産的なクローンを、10-500mL培養にスケールアップして増殖させる。
行3: タンパク質を大量精製するために、大規模培養(10-30L規模)を行う。最適な回収時間を培養サンプルのオンライン蛍光測定で決定する。最適なタイミングで細胞を回収し、ターゲットタンパク質をアフィニティークロマトグラフィー等で精製する。
(2)リコンビナントLEXSYにおけるin vivoでのビオチン化−最初の証拠
ビオチンとストレプトアビジンは非常に高い親和性(pMレンジ)があります。タンパク質のビオチン化は、選択性が高く交差反応が少ないことから、検出や精製などの生化学アッセイにおいて、強力なツールとなります。タンパク質のビオチン化は、in vitroでは精製タンパク質に対して、in vivoでは生合成中に行われます。
今回、真核生物タンパク質発現システムのLEXSYを使用して、in vivoでビオチン化リコンビナントタンパク質が効率的に産生できることを、Klatt et al.(2013)が初めて示しました。筆者らは、異種のビオチンリガーゼであるBirAを発現する、新しいLEXSY宿主株を構築しました。BirAは、LEXSY発現プラスミドによってコードされるアミノ酸13個から構成されるビオチンアクセプター配列(Aviタグとしても知られている)の、部位特異的なビオチン化を行います(図1)。この改変されたLEXSY宿主株は、代謝変化や形態異常を示さず、有意なオフターゲット効果は見られませんでした。
ターゲットタンパク質として、p53、ポリユビキチン(Ubi8)、ファルネシル二リン酸ファルネシルトランスフェラーゼ(FDFT1)、キネシンのシステインフリー変異体(mTKIN)を使用すると、共発現と効率的なビオチン化が起こりました。また、ビオチン化ヒトp53は生物学的に活性があり、哺乳類細胞におけるp53の役割通りに、オートファゴソーム様構造のきっかけとなりました。

図5 LEXSYを使用した、リコンビナントタンパク質のin vivoにおける部位特異的ビオチン化
アミノ酸13個から構成されるAviタグ配列中のリジンが、改変されたLEXSY宿主株のBirAによって特異的にビオチン化される。ビオチン化は位置特異的ではないため、Aviタグはターゲットタンパク質のN末端とC末端のどちらにでも配置できる。モノビオチン化されたタンパク質は、ビオチンとストレプトアビジンの高い親和性(pMレンジ)によって、検出や精製を行うことができる。
LEXSY発現キット
LEXSY発現キットは、In Vivo LEXSYのスタートアップに最適な製品です。発現株構築に必要な全てのコンポーネントと、発現評価セットが含まれています(図6)。
図6 構成内容
【恒常発現用LEXSY発現キット】
- LEXSY宿主株L. tarentolae P10(グリセロールストック×3)
- pLEXSY-2ベクター(各選択マーカー)
- 1L LEXSY BHI培地 調製用コンポーネント
- 抗生物質(1L 培地用)
- プライマーセット(インサートシークエンシング、PCR用)
- マニュアル
【Tet誘導LEXSY発現キット】
- LEXSY宿主T7-TR(T7 RNAポリメラーゼとTETリプレッサーを発現)
- pLEXSY_I ベクター(各選択マーカー)
- 1L LEXSY BHI培地 調製用コンポーネント
- 抗生物質(1L 培地用)
- プライマーセット(インサートシークエンシング、PCR用)
- マニュアル
恒常発現用LEXSY発現キットは、4種類の選択マーカー(LEXSY NTC、-Neo、-Hyg、 -Bleo selection)が利用できます。Tet誘導LEXSY発現キットは、抗生物質 LEXSY Bleo、-Neoによって選択できる、3種類の選択マーカー遺伝子(blecherry、ble、neo)が利用できます。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
LEXSYcon2 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1300SAT | 1 KIT |
販売終了 |
LEXSYcon2 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1300NEO | 1 KIT |
販売終了 |
LEXSYcon2 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1300HYG | 1 KIT |
販売終了 |
LEXSYcon2 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1300BLE | 1 KIT |
販売終了 |
LEXSinduce3 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1410BLECHERRY | 1 KIT |
お問い合わせ |
LEXSinduce3 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1410BLE | 1 KIT |
お問い合わせ |
LEXSinduce3 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1410NEO | 1 KIT |
お問い合わせ |
LEXSinduce4 Expression Kit![]() |
JNA | EGE-1420BLECHERRY | 1 KIT |
お問い合わせ |
LEXSY発現ベクター
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
pLEXSY-ble2![]() |
JNA | EGE-231 | 5 UG |
販売終了 |
pLEXSY-hyg2![]() |
JNA | EGE-232 | 5 UG |
販売終了 |
pLEXSY-neo2![]() |
JNA | EGE-233 | 5 UG |
販売終了 |
pLEXSY-sat2![]() |
JNA | EGE-234 | 5 UG |
販売終了 |
pLEXSY_I-blecherry3![]() |
JNA | EGE-243 | 5 UG |
¥197,000 |
pLEXSY_I-ble3![]() |
JNA | EGE-244 | 5 UG |
¥197,000 |
pLEXSY_I-neo3![]() |
JNA | EGE-245 | 5 UG |
¥197,000 |
pLEXSY_IE-blecherry4![]() |
JNA | EGE-255 | 5 UG |
¥197,000 |
LEXSYプレーティングキット
構築した発現プラスミドは、エレクトロポレーション法でLEXSY宿主株へのトランスフェクションします。エレクトロポレーション後、リコンビナント株をポリクローンまたはクローンとして選択します。細胞浮遊液に抗生物質を添加すると、ポリクローンとして選択され、固形の選択培地上に細胞をプレーティングすると、クローンとして選択されます。LEXSYプレーティングキットは、クローン選択に必要な全てのコンポーネントを含みます。キット内容は付属品の有無によって異なり、必要に応じてお選びいただけます。
LEXSYプレーティングキットを使用すると、目的の遺伝子配列導入済のLEXSY細胞がプレーティング後に効率良くコロニー形成を行うことが確認されています。様々なDNA濃度でのトランスフェクションによるプレーティング効率を示します(図8)。
図8 組込みバージョンでのLEXSYプレーティング効率。
LEXSY宿主を、LEXSY BHI培地で26℃で浮遊培養し、6x107 cells/mlで播種。24時間後、低電圧(450V、450μF)でエレクトロポレーションを行った。表に示した濃度で、直線化したDNAを加えた。エレクトロポレーションした細胞をオーバーナイト培養し、2mLずつ3つに分注。沈殿後、LEXSY BHI アガー上に広げた。プレーティングの7日後にコロニーを計測。プロトコールの詳細はLEXSYマニュアルを参照。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
LEXSY Plating Kit basic![]() |
JNA | ML-453 | 40 PLATE |
¥259,000 |
LEXSY抗生物質
リコンビナントLEXSY株の選択には、他の真核生物宿主と同じ抗生物質を使用します。LEXSY抗生物質は、リコンビナントLEXSY株の効率的な選択にお使いいただけます。粉末と、滅菌済みの1,000×ストック溶液があります。
培地中の推奨濃度
100 μg/ml: LEXSY NTC、LEXSY Bleo、LEXSY Hygro
50 μg/ml: LEXSY Neo
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-101S | 1 ML |
¥15,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-101L | 5 ML |
¥58,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-101-10ML | 10 ML |
¥106,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-101-50ML | 50 ML |
¥389,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-102L | 1 G |
¥62,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-102XL | 5 G |
¥300,000 |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-102-25G | 25 G |
お問い合わせ |
Nourseothricin![]() |
JNA | AB-102-100G | 100 G |
お問い合わせ |
LEXSY Bleo![]() |
JNA | AB-103S | 1 ML |
¥38,000 |
LEXSY Bleo![]() |
JNA | AB-103L | 5 ML |
¥144,000 |
LEXSY Hygro![]() |
JNA | AB-104S | 1 ML |
¥21,000 |
LEXSY Hygro![]() |
JNA | AB-104L | 5 ML [5 x 1 ml] |
¥72,000 |
LEXSY Neo![]() |
JNA | AB-105S | 1 ML |
¥21,000 |
LEXSY Neo![]() |
JNA | AB-105L | 5 ML |
¥72,000 |
複合LEXSY培地
LEXSYの浮遊培養は、複合培地または合成培地中で行います。通常の培養、トランスフェクション、凍結保存、発現の評価には、脳や心臓抽出物を含む複合LEXSY BHI培地を使用します。アニマルフリーの培養には、酵母や大豆抽出物を含むLEXSY YS培地もお選びいただけます。どちらの培地でも、実験室での撹拌培養で、最大 5 x 108 cells/ml の細胞密度になります。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
LEXSY BHI - Liquid Media Kit![]() |
JNA | ML-411S | 1 L |
¥40,000 |
LEXSY BHI - Liquid Media Kit![]() |
JNA | ML-411L | 5 L [5 x 1 L] |
¥148,000 |
LEXSY BHI - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-412S | 1 L |
¥20,000 |
LEXSY BHI - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-412L | 5 L |
¥74,000 |
LEXSY BHI - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-412XL | 10 L |
¥144,000 |
LEXSY BHI - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-412XXL | 50 L |
お問い合わせ |
LEXSY YS - Liquid Media Kit![]() |
JNA | ML-431S | 1 L |
販売終了 |
LEXSY YS - Liquid Media Kit![]() |
JNA | ML-431L | 5 L |
販売終了 |
LEXSY YS - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-432S | 1 L |
販売終了 |
LEXSY YS - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-432L | 5 L |
販売終了 |
LEXSY YS - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-432XL | 10 L |
販売終了 |
LEXSY YS - Powder Media Kit![]() |
JNA | ML-432XXL | 50 L |
販売終了 |
合成LEXSY培地
タンパク質フリー培地でのLEXSY株の培養には、合成LEXSY培地をご使用いただけます。実験室での撹拌培養で、最大3 x 108 cells/ml の細胞密度になるように最適化されています。
LEXSY培地用添加剤
全てのLEXSY培地キットには、そのまま使用できるヘミンとペニシリン/ストレプトマイシンのストック溶液が含まれており、使用前に添加する必要があります。添加剤は単品でも販売しています。
ヘミンはLEXSY培養に不可欠です。ペニシリン/ストレプトマイシンの添加で、細菌のコンタミネーションを防ぐことができます。添加後の培地は2週間安定です。完成した培地を、2週間過ぎてから使用する場合は、適切な量の添加剤を再度加える必要があります。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
Hemin, Porcine![]() |
JNA | ML-108S | 2 ML [for 1 L medium] |
¥6,000 |
Hemin, Porcine![]() |
JNA | ML-108L | 10 ML [for 5 L medium] |
¥21,000 |
Hemin, Porcine![]() |
JNA | ML-108XL | 20 ML [for 10 L medium] |
¥38,000 |
Hemin, Porcine![]() |
JNA | ML-108XXL | 100 ML [for 50 L medium] |
¥144,000 |
Pen-Strep![]() |
JNA | ML-105S | 5 ML [for 1 L medium] |
¥6,000 |
Pen-Strep![]() |
JNA | ML-105L | 25 ML [for 5 L medium] |
¥21,000 |
Pen-Strep![]() |
JNA | ML-105XL | 50 ML [for 10 L medium] |
¥38,000 |
Pen-Strep![]() |
JNA | ML-105XXL | 250 ML [for 50 L medium] |
¥144,000 |
関連情報
- 原生動物を利用した新規タンパク質発現システム In Vivo LEXSY
細胞フリーの発現システム
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
- 「In Vivo LEXSY」は、下記のカテゴリーに属しています。
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