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ハイブリドーマの浮遊培養用(静置培養にも対応)として開発された血清及び動物由来成分を含まない組成が明らかな培養液です。加水分解物なども含まないことからロット間差も少なく、非常に安定した培養性能を担保します。
特長
- タンパク質成分、動物由来成分を含まない、Chemically Defined培地です。
- 培養に血清を使用しないため、抗体精製を簡便化します。
- 血清添加培地よりも良好な増殖性能を示します。
- 静置及び、振とう条件での培養が可能です。
- 培地の安定性の観点から、本製品にはL-グルタミンは含まれておりません。
培養例
図1. 増殖性能比較
図2. 抗体産生能
図3. 血清添加培地からKBM 353への順化
血清添加培地から、KBM 353へ移行をする際、既存培地との濃度調整は行わず、KBM 353への全量置換後、数継代の培養で順化が可能であることを確認済みです。
【培養条件】
| 細胞 | マウスハイブリドーマ |
|---|---|
| 培地 | KBM353 (30 mL with 5mM Gln)、RPMI 1640 +FBS10% |
| 培養容器 | 100 ｍLガラスフラスコ培養：10×104cells/mLで播種し、37℃・5%炭酸ガス環境下で振とう培養 (順化試験は、20×104cells/mLで播種) |
KBM353 ハイブリドーマ培養用無血清培地
| 品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
|---|---|---|---|---|
| KBM 353 (Chemically-defined medium for hybridoma cells) | KJN | 16023530 | 1000 ML |
￥13,500 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
