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本キットは、dsRNAに特異的なセンサーであるMDA5の酵素活性を利用した、画期的な比色定量キットです。従来の抗体を用いたELISA法や高価な機器を必要とする手法に比べ、より迅速かつ簡便にdsRNAの定量が可能になります。

背景

MDA5 dsRNA Quick-Quantificationキットは、in vitro転写(IVT)反応における不要な二本鎖RNA(dsRNA)分子の存在、またはウイルス/非ウイルス核酸抽出物中のdsRNAを検出するために使用されます。
MDA5は、dsRNA依存性のATPase活性を持つ二本鎖RNA(dsRNA)の自然免疫受容体です。一本鎖RNA(ssRNA)はMDA5のATPase活性を刺激しないため、dsRNAの検出において高い特異性を発揮します。dsRNAが結合すると、MDA5 ATPaseが活性化され、ATPをADPとリン酸(Pi)に変換します。生成された無機リン酸(Pi)がマラカイトグリーン試薬と反応して有色化合物を形成し、620nmにおける吸光度がdsRNA濃度に比例することを利用して定量します。

特長

検出範囲 0.104ng/µL〜6.67ng/µL
感度 0.104ng/µL
精度(CV) < 5%

構成内容

  • MDA5 Reaction Mix(1mL)
  • dsRNA Standard (100ng/µL) with UTP(100µL)
  • dsRNA Standard (100ng/µL) with N1-methyl-pseudouridine (m1ψ)(100µL)
  • Stop Solution(0.5mL)
  • Color Development Buffer A(2mL)
  • Color Development Buffer B(10mL)
  • Microplate (clear flat bottom)(1 x 96-well plate)

プロトコル概要

  • 準備:すべての試薬を室温に戻し、スタンダードおよび発色バッファーを調製します。
  • 反応:サンプルおよびスタンダードとMDA5 Reaction Mixを混合し、37℃で15分間インキュベートします。
  • 反応停止:反応停止液を添加し、反応を停止させます。
  • 発色:反応液の一部を発色バッファーに加え、遮光下・室温で30分間静置します。
  • 測定:620nmの吸光度を測定し、標準曲線から濃度を算出します。

製品データ

 MDA5 dsRNA Quick-Quantificationキットの標準曲線の例
図1. MDA5 dsRNA Quick-Quantificationキットの標準曲線の例

商品ラインアップ

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
MDA5 dsRNA Quick-Quantification Kit詳細データ KCT MD-DS00B 96 TEST
¥158,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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