NAD+/NADH アッセイキットは、細胞・組織ライセート中の NAD+ および NADH を検出できるキットです。トータル(総) NAD+/NADH を検出できます。また、サンプルを、酸または塩基で処理することで、NAD+ または NADH を特異的に検出できます。
比色法(品番: MET-5014)または蛍光法(品番: MET-5030)をご利用いただけます。
NAD+/NADH アッセイキットは、細胞・組織ライセート中の NAD+ および NADH を検出できるキットです。トータル(総) NAD+/NADH を検出できます。また、サンプルを、酸または塩基で処理することで、NAD+ または NADH を特異的に検出できます。
比色法(品番: MET-5014)または蛍光法(品番: MET-5030)をご利用いただけます。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)は、リン酸基によって結ばれた2つのヌクレオチド、アデニンおよびニコチンアミドからできています。全ての生細胞でみられ、解糖系やクエン酸回路などにおいて、電子伝達体として機能します。NADは、電子受容体として作用する酸化型(NAD+)と、電子供与体として作用する還元型(NADH)の2つの状態を循環します。
本アッセイは、NAD+ を NADH に還元する酵素サイクリング反応を利用しています。
比色キット(品番: MET-5014)では、比色プローブと反応させた後、マイクロプレート分光光度計(450nm)で検出します。
蛍光キット(品番: MET-5030)では、蛍光プローブと反応させた後、蛍光プレートリーダー(励起 530-570nm/蛍光 590-600nm)で検出します。
その後、サンプル中の NAD+/NADH 量を、NAD+ スタンダードカーブに基づいて算出します。
図1 比色法 NAD+/NADH サイクリングアッセイの原理
図2 蛍光法 NAD+/NADH サイクリングアッセイの原理
図3 NAD+ スタンダードカーブと、本アッセイの NAD+ および NADH に対する特異性
本キットを用いて、NAD+、NADH、NADP+、NADPH を試験した。
図4 NAD+/NADH の検出
プロトコールに従って抽出した NAD+ および NADH 各 1 µM を試験した。
NAD+ または NADH に、0.1N HCl または 0.1N NaOH を添加し、80℃で60分間インキュベートした。
図5 NAD+ スタンダードカーブと、本アッセイの NAD+ および NADH に対する特異性
本キットを用いて、NAD+、NADH、NADP+、NADPH を試験した。
図6 NAD+/NADH の検出
プロトコールに従って抽出した NAD+ および NADH 各 100 nM を試験した。
NAD+ または NADH に、0.1N HCl または 0.1N NaOH を添加し、80℃で60分間インキュベートした。
比色
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
NAD+/NADH Assay Kit![]() |
CBL | MET-5014 | 1 KIT [100 assays] |
¥176,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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NAD+/NADH Assay Kit (Fluorometric)![]() |
CBL | MET-5030 | 100 ASSAY |
¥176,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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