NADP+/NADPH アッセイキットは、細胞・組織ライセート中の NADP+ および NADPH を検出できるキットです。 トータル(総)NADP+/NADPH を検出できます。また、サンプルを酸または塩基で処理することで、NADP+ または NADPH を特異的に検出できます。
比色法(品番: MET-5018)または蛍光法(品番: MET-5031)をご利用いただけます。
NADP+/NADPH アッセイキットは、細胞・組織ライセート中の NADP+ および NADPH を検出できるキットです。 トータル(総)NADP+/NADPH を検出できます。また、サンプルを酸または塩基で処理することで、NADP+ または NADPH を特異的に検出できます。
比色法(品番: MET-5018)または蛍光法(品番: MET-5031)をご利用いただけます。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)は、レドックス代謝や細胞内シグナル伝達に関与する補酵素です。主な機能は電子伝達で、電子供与体として作用する還元型(NADPH)と、電子受容体として作用する酸化型(NADP+)の2つの状態を循環します。動物細胞においては、 NADPH は主にペントースリン酸経路(PPP)で生成されます。
本アッセイは、NADP+ を NADPH に還元する酵素サイクリング反応を利用しています。
比色キット(品番: MET-5018)では、比色プローブと反応させた後、マイクロプレート分光光度計(450nm)で検出します。
蛍光キット(品番: MET-5031)では、蛍光プローブと反応させた後、蛍光プレートリーダー(励起 530-570nm/蛍光 590-600nm)で検出します。
その後、サンプル中の NADP+/ NADPH 量を、NADP+ スタンダードカーブに基づいて算出します。
図1 比色法 NADP+/NADPH サイクリングアッセイの原理
図2 蛍光法 NADP+/NADPH サイクリングアッセイの原理
図3 NADP+ スタンダードカーブと、本アッセイの NADP+ および NADPH に対する特異性
本キットを用いて、NADP+、NADPH、NAD+、NADH を試験した。
図4 NADP+/NADPH の検出
プロトコールに従って抽出した NADP+ および NADPH 各 1 µM を試験した。
NADP+ または NADPH に、0.1N HCl または 0.1N NaOH を添加し、80℃で60分間インキュベートした。
図5 NADP+ スタンダードカーブと、本アッセイの NADP+ および NADPH に対する特異性
本キットを用いて、NADP+、NADPH、NAD+、NADH を試験した。
図6 NADP+/NADPH の検出
プロトコールに従って抽出した NADP+ および NADPH 各 100 nM を試験した。
NADP+ または NADPH に、0.1N HCl または 0.1N NaOH を添加し、80℃で60分間インキュベートした。
比色
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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NADP+/NADPH Assay Kit | CBL | MET-5018 | 1 KIT [100 assays] |
¥147,000 |
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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NADP+/NADPH Assay Kit (Fluorometric) | CBL | MET-5031 | 100 ASSAY |
¥147,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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