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研究用

微量サンプルから高収率で回収・分離DiagExo® 血清エクソソーマルタンパク質抽出キット

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ヒトの血清、母乳、唾液、腹膜流体、脳脊髄液(CSF)、胃腸液(GI)、羊水から、エクソソーム由来のタンパク質を単離するためのキットです。わずか100μLのサンプルから効率的にタンパク質を抽出します。

101 Bio社 エクソソーム単離/分離キット一覧

特長

  • 高純度なエクソソームを回収
  • 超遠心法に比べて高い収率(約10倍)
  • 煩雑な単離操作は不要(操作時間は2時間以内)
  • 抗体ビーズ法よりも低コスト
  • 回収したエキソソームタンパク質は各種アプリケーションに適用可能(ELISA、タンパク質質量分析、タンパク質バイオマーカー検証、ゲル分析など)

構成内容

  • 溶液A、B、C
  • サンプルバッファー
  • DiagExo® カラム
  • DiagExo® 溶解バッファー

操作概要

0.1-0.5 mL 血清サンプルの例

    【エクソソームの単離】
  1. サンプルの準備:
    血清サンプル 0.1-0.5 mL を採取し、氷上で冷却します。
    凍結サンプルを使用する場合は、サンプルを室温で完全に解凍して、氷上で冷却します。
  2. 4℃、3,000g で15分間遠心分離し、細胞と残渣を除去します。
    重要: このステップを省くと、ステップ15でフィルターが詰まる可能性があります。
  3. ペレットに触れないように、澄明な上清 0.1-0.5 mL を 15 mL 遠心チューブに移します。
    上清にサンプルバッファーを加え、トータルで 2 mL になるように希釈し、氷上で冷却します。
    (その他の体液(サンプル量 0.1 - 1 mL)を使用する場合も、同様に希釈します。)
    重要: サンプル量が 1mL を超える場合は、同量のサンプルバッファーを加え、氷上で冷却します。例えば、唾液 1.2 mL は、サンプルバッファー 1.2 mL で希釈してください。(サンプル量が 1 - 2 mL の場合は、同様に希釈します。)
  4. 別の 1.5 mL マイクロチューブに、下記の量の溶液 A/B/C を加え、混合液 0.75 mL を調製します。
    (溶液 A/B/C 混合液は使用直前に調製します)

    (1) 溶液Aを添加: 0.25mL
    (2) 溶液Bを添加: 0.25mL
    (3) 溶液Cを添加: 0.25mL
  5. 溶液 A/B/C 混合液を10秒間ボルテックスし、均一な溶液にします。
  6. 溶液 A/B/C 混合液 0.75 mL を、希釈した血清サンプル 2 mL (ステップ3で調製したもの)に加えます。
  7. 15mL チューブのキャップをしっかりと閉め、30秒間強くボルテックスし、4℃で30分間インキュベートします。
  8. 血清サンプル - 溶液 A/B/C の混合液は、3層に分かれます。
    プロトコール概略
    中間層の fluff に触れないように、ピペットで上層を吸引し、除去します。
  9. 中間層(エクソソームが含まれます)を別の 1.5 mL マイクロチューブに移し、5,000g で3分間遠心します。
    新たに3層に分かれます(上層: 透明、中間層: fluff、下層: 無色)。すみやかに次のステップに進みます。
    プロトコール概略 
  10. 上層を吸引し、除去します。
    ピペットチップを下層に挿入し、無色の下層も完全に除去します。
    中間の fluff 層だけをチューブに残します。エクソソームはこの層に含まれます。
    プロトコール概略 
  11. 再度 5000g で3分間遠心すると、3層に分かれます。
    ステップ10をもう一度行います。
    「fluff」ペレットだけがチューブに残ります(101 Bio社の実験例では約 25 µL)。
  12. マイクロチューブの蓋を解放し、室温で 5-10 分間風乾します(過乾燥させない)。
  13. fluff ペレットに対し 4 倍量の 1×PBS を加えます(101 Bio社の実験例では、fluff ペレット 25 µL の4倍で PBS 100 µL)。
    40 回強くピペッティングして、fluff ペレットを再懸濁します。
  14. さらに、シェーカー(ハイスピード)で3分間撹拌した後、10回強くピペッティングします。
    「シェイカーで撹拌 → ピペッティング」をさらに2回繰り返します。
  15. 5000g で5分間遠心します。
    「fluff」ペレットに触れないように、上清を DiagExo® カラム(キットに付属)に移します。
  16. DiagExo® カラムを 1,000g で5分間遠心し、「フロースルー」画分を回収します。
  17. この「フロースルー」画分が、単離された高純度エクソソームです(PBSに懸濁されたエクソソーム)。
    単離したエクソソームはそのまま使用するか、-80℃で最大3ヶ月間保存できます。
  18. 【タンパク質抽出】
  19. DiagExo® 溶解バッファーを解凍します。
    エクソソーム溶液に、等量の溶解バッファーを加えます。
    5回ピペッティングし、均一な溶液にした後、氷上で15分間インキュベートします。
  20. 4℃、14,000g で10分間遠心します。
    上清が抽出されたエクソソーム由来タンパク質です。
    新しいチューブに移し、すぐにタンパク質アッセイに使用するか、-80℃で保存します。
表1 サンプル調製時の反応容量
  各サンプル推奨容量(μL)
血清血漿 CSF 羊水 炎症性液体 リンパ液 母乳 唾液 胃腸液 肺胞洗浄液
溶液A:40μL 100 100 100 100 100 200 400 400 400
溶液B:40μL
溶液C:40μL
溶液A:80μL 200 200 200 200 200 400 800 800 800
溶液B:80μL
溶液C:80μL
溶液A:120μL 300 300 300 300 300 600 1200 1200 1200
溶液B:120μL
溶液C:120μL
溶液A:160μL 400 400; 400 400 400 800 1600 1600 1600
溶液B:160μL
溶液C:160μL
溶液A:200μL 500 500 500 500 500 1000 2000 2000 2000
溶液B:200μL
溶液C:200μL

DiagExo® 血清エクソソーマルタンパク質抽出キット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
DiagExo(R) Serum Exosomal Protein Extraction kit, Trial size詳細データ OBL P300S 2 RXN
¥51,000
DiagExo(R) Serum Exosomal Protein Extraction kit詳細データ OBL P300 10 RXN
¥142,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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