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Plasmocureを用いた細胞培養処理
Plasmocure™を用いた細胞培養処理

Plasmocure™ は、第二選択抗マイコプラズマ試薬ですPlasmocin™耐性があると思われるマイコプラズマの除去に推奨しています1

Plasmocure™は、Plasmocin™でみられるものとは異なるメカニズムで作用する2つの抗生物質を組み合わせです。

  • ひとつ目の抗生物質はリボソームの 50S サブユニットに結合し、ペプチジルトランスフェラーゼ活性を阻害します。
  • ふたつ目の抗生物質はイソロイシル tRNA シンテターゼに結合し、マイコプラズマタンパク質へのイソロイシンの取り込みを停止させます。
 
Plasmocureの図

通常、マイコプラズマを完全に除去するには、Plasmocure™による2週間の処理で十分です。もし2週間後マイコプラズマの除去が完了しない場合は、Plasmocure™をさらに 1 週間投与できます。細胞増殖の緩やかな減速が観察される場合がありますが、マイコプラズマが除去されれば細胞株の完全な回復が期待されます。1 ml バイアル1つで、1 〜 3.3 Lの培養に十分です。

仕様

濃度 100 mg/mL
2週間でマイコプラズマを除去(推奨濃度 50 µg/mL)
エンドトキシンレベル < 0.5EU/mg
物理化学的特性 pH、外観

Plasmocure™

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
PlasmocureTM new詳細データ ING ANT-PC 100 MG
[1 ml]
¥78,000

参考文献

  1. Molla Kazemiha V. et al. 2019. Effectiveness of Plasmocure™ in Elimination of Mycoplasma Species from Contaminated Cell Cultures: A Comparative Study versus Other Antibiotics. Cell J. 21(2): 143-149.

製品使用文献

  1. 2023 Commun Biol. DOI: 10.1038/s42003-023-05412-x DNA damage induced by CDK4 and CDK6 blockade triggers anti-tumor immune responses through cGAS-STING pathway. Fan H. et al.
  2. 2023 Cells DOI: 10.3390/cells12050682 A Beginner's Guide to Cell Culture: Practical Advice for Preventing Needless Problems. Weiskirchen S. et al.

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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