RAGE 反応性 AGEs 生成阻害アッセイキットは、96 ウェルプレートに固相化されたアルブミンをグリセルアルデヒドで糖化反応させたときに生じる AGEs(Glyceraldehyde-AGEs) を、リコンビナント RAGE-Fc を用いて検出するキットです。 本キットを用いることにより、Glyceralaldehyde-AGEs の形成を阻害する物質のスクリーニングが可能になります。
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RAGE 反応性 AGEs 生成阻害アッセイキットは、96 ウェルプレートに固相化されたアルブミンをグリセルアルデヒドで糖化反応させたときに生じる AGEs(Glyceraldehyde-AGEs) を、リコンビナント RAGE-Fc を用いて検出するキットです。 本キットを用いることにより、Glyceralaldehyde-AGEs の形成を阻害する物質のスクリーニングが可能になります。
Receptor for AGEs (RAGE) とは、単球やマクロファージの他に神経や腎臓、血管平滑筋細胞等での発現が見られる AGEs 受容体の一種です。
RAGE は AGEs と結合すると炎症や酸化ストレスに対して亢進的に作用することが示唆されており、特に生体内での AGEs 産生に関与する加齢性疾患のバイオマーカーとして注目されてきました。 また RAGE は AGEs の中でも、疾患に強く関与するとされるグリセルアルデヒド由来 AGEs に高い選択性をもって結合し、特に近年アルツハイマーに代表される神経変性疾患への関与も報告されています。 したがって RAGE とグリセルアルデヒド由来 AGEs との相互作用を検証ことは、糖化反応を介した疾患発症の病態解明において有用かつ新規の知見を与えうることを示しています。 近年では、RAGE が癌細胞表面にある特定フォームのコンドロイチン硫酸やへパラン硫酸といった硫酸化グリコサミノグリカンと結合し、癌移転のメカニズムに関与するとの報告もあり、その研究需要の範囲は拡大の傾向にあります。
図1 糖代謝と RAGE 反応性 AGEs の生成経路
96 well Plate に固相化されたアルブミンをグリセルアルデヒドで糖化反応させたときに生じる AGEs (Glyceraldehyde-AGEs)をリコンビナント RAGE-Fc を用いて検出します。
アルブミン固相化 96ウェルプレート アルミパウチ入り(8-well×12 strips) |
1 枚 |
プレートシール | 2 枚 |
検体希釈液 | 30 mL |
グリセルアルデヒド溶液(100 mM) | 5 mL |
アミノグアニジン溶液(100 mM) ※抗糖化標準物質 |
500 μL |
洗浄バッファー(×10) | 30 mL |
ブロッキングバッファー | 10 mL |
RAGE-Fc(凍結乾燥) | 50 μL用 |
ALP 標識プロテイン A/G 原液(×1000) | 5 μL |
発色液用タブレット(5 mL用) | 3 個 |
発色液調製用緩衝液 | 15 mL |
RAGE,ALP 標識プロテインA/G 用希釈液 | 10 mL |
本キットは、96 ウェルプレート 1 枚分のアッセイが可能です。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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RAGE反応性AGEs生成阻害アッセイキット / RAGE Reactive AGEs Assay Kit, Glyceraldehyde ![]() |
CSR | AAS-AGE-K04 | 1 KIT [96 well x 1] |
¥150,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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