I型コラーゲンは骨基質の90%以上を占めるタンパク質です。破骨細胞による骨吸収の際、骨基質(I型コラーゲン)が分解され、その分解産物であるI型コラーゲン架橋C末端テロペプチド(CTX-I)が血中に放出されます。そのため、CTX-Iは骨吸収のマーカーとして用いられています。RatLaps (CTX-I) ELISAは、ラットやマウスの血清中ならびにラットの尿のI型コラーゲン架橋C末端テロペプチド(CTX-I)の測定キットです。
特長
- ラット・マウスを用いた骨吸収の評価にお勧め
- ラットまたはマウス血清/ラット尿で測定可能
- Wash溶液以外の試薬は全てReady to use
構成品
- ストレプトアビジンコーティングマイクロプレート
- ビオチン化RatLaps抗原
- 一次抗体
- ペルオキシダーゼ結合抗体
- Wash溶液
- 基質溶液
- Stop溶液
- RatLapsキャリブレーター
- コントロール
- プレートシール
簡易プロトコール
※最新・詳細なプロトコールにつきましては、必ずデータシートをご参照ください。
- 100 μLのビオチン化RatLaps抗原をピペットで各ウェルに入れる。
- プレートをプレートシールで覆い、18〜22℃で30±5分間インキュベートする。
- Wash溶液で5回洗浄する。
- 各ウェルに20μLのスタンダード、コントロール、またはサンプルをピペットで入れる。
- 各ウェルに100μLの一次抗体をピペットで入れる。
- プレートをプレートシールで覆い、2〜8℃で18±3時間インキュベートする。
- Wash溶液で5回洗浄する。
- 各ウェルに100μLのペルオキシダーゼ結合抗体をピペットで入れる。
- プレートをプレートシールで覆い、18〜22℃で60分間インキュベートする。
- Wash溶液で5回洗浄する。
- 各ウェルに100μLの基質溶液をピペットで入れる。
- プレートをプレートシールで覆い、暗所で18〜22℃で30±5分間インキュベートする。
- 各ウェルに100μLのStop溶液をピペットで入れる。
- 2時間以内に450 nm(reference 650 nm)で吸光度を測定し、結果を計算する。
RatLaps™ CollagenⅠ(CTX-Ⅰ)測定キット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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RatLapsTM Collagen I ELISA Kit | IDS | AC-06F1 | 96 WELL |
¥205,000 |
関連商品
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Bone Slices | IDS | DT-1BON1000-96 | 50 PC |
¥285,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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