概要
AimPlex® は、細胞培養上清、血清、血漿、体液、細胞/組織ライセートサンプル中の複数のターゲットタンパク質(サイトカインなど)をフローサイトメーターを使用して同時定量できる、ビーズベースのサイトカイン定量キットです。
研究ターゲットごとに測定項目を組み合わせたプレミックスタイプの「AimPlex® Premixed Multiplex キット」と、グループごとにアナライトを組み合わせ可能な「AimPlex® Single Plex カスタムパネルキット」からお選びいただけます。
AimPlex® は、細胞培養上清、血清、血漿、体液、細胞/組織ライセートサンプル中の複数のターゲットタンパク質(サイトカインなど)をフローサイトメーターを使用して同時定量できる、ビーズベースのサイトカイン定量キットです。
研究ターゲットごとに測定項目を組み合わせたプレミックスタイプの「AimPlex® Premixed Multiplex キット」と、グループごとにアナライトを組み合わせ可能な「AimPlex® Single Plex カスタムパネルキット」からお選びいただけます。
サンドイッチELISAと同様に、各々のビーズ群は、サンプル中のターゲットタンパク質(サイトカインなど)に特異的なキャプチャー抗体と結合しています。キャプチャーされたアナライトの量は、別のエピトープに特異的なビオチン化抗体及びストレプトアビジン-R-フィコエリトリン(PE)処理によって検出されます。R-PEの蛍光強度はサイトメーターで定量化します。サンプル中のターゲットタンパク質の濃度は、既知濃度のアナライトを段階希釈して得たスタンダードカーブと比較することで算出できます。
図1 測定原理
マルチアッセイの技術は、サイズと蛍光強度の違いによって識別される複数のビーズ群を利用しています。2 種類の サイズ(4 µm と 5 µm)、それぞれのサイズで 12 段階の異なる蛍光強度のビーズを使用し、一度の反応で最大 24 アナライトまで測定することができます。反応におけるビーズ群は、488 nm レーザーのフローサイトメトリーで測定します。ビーズを分類する最大蛍光波長は 700 nm です。目的タンパク質の定量は PE を検出することで測定します。
図2 AimPlex® ビーズを用いたマルチアッセイ技術
サンプルタイプ | 細胞培養上清、血清、血漿、体液、細胞/組織ライセート
お客様のサンプルタイプごとに、「サンプル希釈試薬」をご用意しています。AimPlex® キットをご使用の際に必要です。
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感度(LOD) | <10pg/mL |
定量下限(LLOQ) | <20pg/mL |
定量上限(ULOQ) | >5,000pg/mL |
スタンダードの回収率 | 70-130% |
アッセイ内のCV値 | <10% |
アッセイ間のCV値 | <20% |
サンプル量 | 15μL |
※感度等の仕様はアナライトにより異なります。お問い合わせください。
研究ターゲットごとに測定項目を組み合わせた、プレミックスタイプの楽ちんキットです。
ターゲットタンパク質ごとに組み合わせ可能で、3種類以上のターゲットタンパク質からプレミックスタイプでお届けします
Analytes | LOD (pg/mL) | LLOQ (pg/mL) | Analytes | LOD (pg/mL) | LLOQ (pg/mL) |
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Human IFNg | <3 | <10 | Mouse IFNg | <0.5 | <2 |
Human IL-2 | <3 | <10 | Mouse IL-2 | <2 | <5 |
Human IL-4 | <1 | <3 | Mouse IL-4 | <0.5 | <2 |
Human IL-6 | <5 | <10 | Mouse IL-6 | <3 | <10 |
Human IL-10 | <2 | <5 | Mouse IL-10 | <2 | <5 |
Human IL-17A | <3 | <10 | Mouse IL-17A | <1.5 | <5 |
Human TNFa | <1 | <2 | Mouse TNFa | <0.5 | <2 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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