1. コーティング: 特異的抗体をマイクロタイターウェルの表面に吸着させます
IgG を コーティングバッファーで1000倍に希釈します。
(例: 20μL を 20 mL のバッファーで希釈、または同等の比率で希釈。)
200 μL/well 添加します。
プレートをしっかりとカバーし、湿度の高い箱に入れます。
30℃で4時間 または 4-6℃でO/N インキュベートします。
1a. 洗浄: ウェルの抗体を除去し、洗浄バッファーで3−4回洗浄します。プレートをペーパータオル上に裏返し、余分な溶液を吸い取ります。洗浄方法は、研究室でご使用になる洗浄機器に適応させる必要があります。
2. 抗原: 植物抽出物のインキュベーション
試験サンプルに 1:20 の比率で抽出バッファーを加え、ホモジナイズします。(特定の植物サンプルでは、サンプルに適応する抽出バッファーの使用や、サンプル/バッファー比率の変更を推奨します。試薬に付属する「製品情報」の指示をご参照ください。)
200μL/well 添加します。
プレートをしっかりとカバーし、湿度の高い箱に入れます。
4‐6℃でO/N インキュベートします。
2a. 1a と同様に洗浄します。
3. コンジュゲート: 酵素標識抗体のインキュベーション
標識酵素をコンジュゲートバッファーで 1000倍に希釈します。
200μL/well 添加します。
プレートをしっかりとカバーし、湿度の高い箱に入れます。
30℃で5時間インキュベートします。
3a. 1a と同様に洗浄します。
4. 基質: 発色反応が感染サンプルを示します
pNPP(p-ニトロフェニルリン酸)を、1mg/mL で基質バッファーに溶解します。
200μL/well 添加します。
室温(20-25℃)で暗所にてインキュベートします。
30-120分後に、黄色の発色を観察し、405 nm の吸光度を測定します。デュアルフィルターが装備されている場合は、405/492 nm で測定します。
デュアルフィルターで測定すると、 シングルフィルター 405 nm での測定に比べて、バックグラウンドを軽減できます。