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研究用

固定細胞の細胞骨格研究に有用 Acti-Stain™ 蛍光標識ファロイジン

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Acti-stain™ シリーズは、蛍光標識したファロイジンで細胞を染色し、細胞内におけるFアクチンの分布を蛍光イメージングにより観察することが可能です。Acti-stain™ 蛍光ファロイジンは、488nm、535nm、555nm、670nmの4つのプローブタイプをご用意しています。

背景

ファロイジンとは?

ファロイジンはファロトキシンとしても知られるテングタケ由来成分の一種で、Fアクチンに結合してアクチンの脱重合を抑制するとされています。アクチンの染色は、固定細胞における細胞骨格の機能や構造を見るうえで非常に有益です。

使用目的

  • 固定細胞におけるF-アクチンの染色
  • In vitroにおけるアクチンフィラメントの固定化/可視化

特長

  • 観察には、FITC、TRITC、Cy™ 5 等の一般的なフィルターを利用可能
  • 明るく安定な蛍光アクチン染色

使用例

Acti-stainによるアクチン染色例
図1 
左: Swiss 3T3細胞を抗Vinculin抗体(赤)、FアクチンをActi-stain™ 488(緑、品番:PHDG1-A)、核をDAPI(青)で染色した。
中: Swiss 3T3細胞をRhoで活性化、核をDAPI(青)で染色。FアクチンをActi-stain™ 555(赤、品番:PHDH1-A)で染色した。
右: Mitotic Swiss 3T3細胞とFアクチンをActi-stain™ 670 (赤、品番:PHDN1)で染色。核をDAPI(青)で染色した。

 固定細胞におけるアクチンの染色
図2 固定細胞におけるアクチンの染色
Swiss 3T3細胞をActi-stain™ 488で標識した。
細胞の周辺部や細胞質内において、Fアクチンフィラメントがはっきりと蛍光標識されている。

Acti-Stain™ 蛍光標識 ファロイジン

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Acti-stainTM 488 phalloidin詳細データ CYT PHDG1-A 1*500 UL
[300 slides]
¥68,000
Phalloidin; Fluorescent Derivatives (Acti-StainTM 535), Rhodamine Isothiocyanate詳細データ CYT PHDR1 1*500 UL
[300 slides]
¥68,000
Acti-stainTM 555 phalloidin詳細データ CYT PHDH1-A 1*500 UL
[300 slides]
¥68,000
Acti-stainTM 670 phalloidin詳細データ CYT PHDN1-A 1*500 UL
[300 slides]
¥68,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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