記事ID : 13198
研究用

ポテトの植物ウィルスを DAS-ELISA 法で測定ポテト 病原体検出用 ELISA キット・抗体

print このエントリーをはてなブックマークに追加

ポテトのウィルス検出用 ELISA試薬は、使いやすい二重抗体サンドイッチ法(DAS-ELISA)で、ワーキングボリュームは1ウェルあたり 200μL です。<コンプリートキット><試薬セット><個別試薬>の各サイズからお選びいただけます。

構成内容

コンプリートキット

  • 抗体
  • 標識抗体
  • ポジティブコントロール
  • ネガティブコントロール
  • 溶出バッファー(10x)
  • コーティングバッファー
  • コンジュゲートバッファー(10x)
  • 基質バッファー(5x)
  • 洗浄バッファー
  • 基質(pNPP)
  • アルブミン
  • マイクロタイタープレート

試薬セット

  • 抗体
  • 標識抗体
  • ポジティブコントロール
  • ネガティブコントロール
  • マイクロタイタープレート
 

プロトコール

主なポテトウィルス

略称 病原体名  
PLRV potato leafroll virus PLRV(1)は、ほとんどのポテト栽培地域で発生し、経済的に非常に重要な疾患の原因となります。第一次病徴は、通常は淡黄色の葉ですが、品種によっては頂部の葉が赤くなります。葉が丸まって立ち上がる場合があります。二次的な病徴として、感染した塊茎から成長した植物は苗条の成長が抑制され、小葉が上方に巻き上がります。一次感染がシーズン終期に起こった場合には、第一次病徴は発生しません。しかし、子孫の塊茎は感染している可能性があります。
PVA potato virus A PVA(2)は、広く普及しているポテトウィルスの一つで、ほとんどのポテト栽培地域で見つかっています。このウィルスは、わずかに収穫を減少させる可能性があります。他のウィルスとの組み合わせで、重度の病気(品種によって異なる)と収穫の減少が起こります。アブラムシがウィルスを媒介します。
PVM potato virus M PVM(3)は、世界中に分布するウィルスです。ポテトでは、ウィルス株とポテトの種類によって、軽度の病徴(例: cv. King Edward)から重度の病徴(例: cv. Arran Victory)まで幅があります。ウィルスは、様々な斑紋、モザイク、しわ、葉巻症状、苗条の成長阻害を引き起こします。ウィルスはアブラムシによる媒介および機械的に伝染します。
PVS potato virus S PVS(4)は、世界中に分布するウィルスです。感染してもほとんど、または全く病徴が表れないため、多くの栽培ポテト品種が保有し、最大で20%収穫が減少します。感染したポテトの葉は、わずかな白化、表面の粗さ、ふちのうねりが見られる場合があります。
PVX potato virus X PVX(5)は、ナス科とその他15科の種に感染するウィルスです。簡単に樹液感染し、主に機械的な接触によって伝染します。世界中のポテト栽培地域で発生します。ポテトでは、このウィルスは軽度のモザイクの原因となり、収穫が10〜20%減少します。タバコでは、斑紋またはえそ斑点を引き起こし、トマトでは、モザイクとわずかな発育阻害の原因となります。他のウィルスとの混合感染で症状の重症度が大幅に増加します(例: potato virus Y)。
PVY* potato virus Y ポテトの PVY は、タバコ、ホオズキ、ポテトの症状によって、株グループが区別されます(6)。主なグループは、共通(PVYO)、タバコ静脈壊死(PVYN)、ストリーク(PVYC)です。最近では、これまでのグループの中に、サブグループが報告されています。例えば、PVYO グループの中で、主にトウガラシやタバコに由来する異形分離株はサブグループ PVYOb に分類され、一般的なヨーロッパのポテト分離株は PVYOa です。PVYN の中では、PVYNTN(ポテト塊茎えそ輪点病に含まれる)(7)や、Wilga type PVYNW(8)などの最近報告された分離株のサブグループがあります。 PVYNW は、生物学的には「旧」N型(タバコに典型的な壊死を誘導する)と似ていますが、血清学的にはO型(バイオレバ社の「PVY-necrotic」バッファーに反応しない)と類似しています。これらの単離株を PVY 試薬で検出する詳細については、表1を参照してください。

* 4種類のPVY試薬がご利用いただけます: モノクローナル(PVY-mono)、モノクローナルカクテル(PVY-monocock)、ポリクローナル(PVY-poly)、necrotic strain 特異的(PVYN

 

※これらのキットには植物防疫法規制物質を含むため、使用者による事前の大臣許可申請が必要です。

 

ウィルス分離株1 DAS-ELISA 試薬
A B C D
PVY-monoclonal PVY-monoclonal cocktail PVY-polyclonal PVYN (necrotic)
PVYN 605
「旧」PVYN グループ
+++2 +++ ++ +++
PVYNTN 59
PVYNTN サブグループ
+++ ++ ++ +++
PVYN Wi-1984
PVYN W サブグループ
+++ ++ + -
PVYO 803
PVYOa サブグループ
+++ +++ ++ -
PVYO 768
PVYOb サブグループ
- ++ + -
PVYC 632
PVYC グループ
+++ ++ ++ -
健康なポテトの葉3 - - - -
健康なポテトの塊茎3 - - - -

表1. DAS-ELISA における PVY 分離株と試薬の反応
1: ウィルス分離株は、PVY の各株グループを代表しています
2: +++ とても強い反応、++ 強い反応、+ はっきりした陽性反応、- 陰性反応
3: 葉サンプルは、抽出バッファー「General」中で、塊茎サンプルは、抽出バッファー「Bulbs and Tubers」中で、それぞれホモジナイズした。

その他のポテト病原体

略称 病原体名
AMV alfalfa mosaic virus
APLV andean potato latent virus
APMoV andean potato mottle virus
PMTV potato mop-top virus
PVV potato virus V
Ralstonia Ralstonia solanacearum
Sss Spongospora subterranea f.sp. Subterranea
TBRV Tomato black ring virus?potato strain
TNV tobacco necrosis virus
TSWV tomato spotted wilt virus
Verticillium Verticillium spp.

※これらのキットには植物防疫法規制物質を含むため、使用者による事前の大臣許可申請が必要です。

関連商品

参考文献

  1. Harrison, B.D. 1979. Descriptions of plant viruses. No. 291. CMI/AAB. 6 pp.
  2. Bartels, R. 1971. Descriptions of plant viruses. No. 54. CMI/AAB. 4 pp.
  3. Wetter, C. 1972. Descriptions of plant viruses. No. 87. CMI/AAB. 4 pp.
  4. Wetter, C. 1971. Descriptions of plant viruses. No. 60. CMI/AAB. 3 pp.
  5. Bercks, R. 1970. Descriptions of plant viruses. No. 4. CMI/AAB. 4 pp.
  6. De Bokx, J.A. 1981. Potato virus Y. Descriptions of plant viruses No. 242. CMI/AAB. 6 pp.
  7. Kerlan, C., and Le Romancer, M. 1992. Proceedings of the EAPR Virology Section Meeting: Vitoria-Gasteiz, Spain 29 June-3 July 1992. (Compilers: E. Ritter and C. Pérez de San Roman); pp. 77-80.
  8. Chrzanowska, M., and Doroszewska, T. 1997. Comparison between PVY isolates obtained from potato and tobacco plants grown in Poland. Phytopathol. Pol. 13:63-71.

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ


商品情報

サポート情報

メーカー・代理店一覧

企業情報

関連サイト


© COSMO BIO