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ランチョンセミナーのお知らせ:5月18日(金)日本質量分析学会・日本プロテオーム学会 2018年合同大会(MSP2018)

標的定量プロテオミクスを用いた創薬研究支援

Quantitative Target Proteomics based Research on the Drug Discovery and Developments

演者 : 寺崎 哲也 先生 (株式会社 Proteomedix Frontiers)

日時 : 2018年5月18日(金) 12:10 〜 13:10

会場 : ホテル阪急エキスポパーク [外部リンク] 本館2F B会場(星雲1)

協賛 : コスモ・バイオ株式会社

要旨

新薬開発において、非臨床研究と臨床研究の間の大きなギャップを埋めることは臨床試験の成功確率を高める上で重要な課題である(Fig 1)。細胞機能は、酵素・輸送担体・受容体・チャネルなどのタンパク質の発現量と局在性と活性によって決定される。臓器レベルのタンパク質の活性はアミノ酸配列の違いだけでなく、リン酸化などの修飾状態や駆動力の供給状態や複合体形成などによって変動し、病態や日内リズムなどにも影響される。したがって、薬物の体内動態・効果・毒性に関わるタンパク質の絶対発現量と臓器内及び細胞内局在性とその修飾状態や複合体形成状態を動物とヒトで測定することはこの大きなギャプを埋めるための科学的根拠を得ることに結び付くと考えられる1)

質量分析装置のSelective Reaction Monitoring(SRM) modeを用いた測定によって、タンパク質のトリプシン消化産物の中から信頼性の高い値が得られるペプチド断片をその配列情報に基づいて選択する方法は、タンパク質を保有しなくても定量法の確立が可能になることから研究を飛躍的に加速することできる2, 3)。小腸、肝臓、腎臓、肺、脳毛細血管、脈絡叢、クモ膜、網膜など体内動態や薬効標的臓器中の輸送担体・酵素・受容体のタンパク質発現量を培養細胞やヒトや動物の臓器、病態動物やヒト化動物の臓器での測定など数多くの成果が発表されている。1アミノ酸の違いの識別、水酸化体やリン酸化体など修飾体との識別、部分的欠損体との識別など抗体では困難な定量を実現する。さらに、機能性タンパク質の絶対発現量に基づいたin vivo活性の予測も可能である。

標的定量プロテオミクスは創薬研究における種々の課題を解決することが期待でき、未来の「プロテオーム創薬」を実現する重要な支援手法と位置づけられる。

Quantitative Targeted Absolute Proteomics (QTAP) based Research on the Drug Discovery and Development

参考文献
 1) S.Ohtsuki et al.,J. Pharm. Sci., 100,3547-3559 (2011).
 2) J.Kamiie et al., Pharm. Res., 25,1469-1483 (2008).
 3) Y.Uchida et al., Fluids and Barriers of the CNS, 10,21 (2013).

本大会ランチョンセミナーは整理券制ではありません。

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