ページの本文へ移動

記事ID : 42872
研究用

AAT Bioquest NEWS 2021年 8月号_6 哺乳類細胞におけるオートファジーの可視化

このエントリーをはてなブックマークに追加

aat-bioquest-news-202108-6-abd_01.png
図1.多色蛍光によるオートファジーの視覚化。
HeLa細胞を、5%の血清を含む1X HBSS 緩衝液でインキュベートし、飢餓状態を誘導した。
誘導後、細胞をAutophagy Green™ working solution (品番:23002のキット構成品) で20分間処理した後、3回洗浄した。
核はHoechst 33342(青)で標識した。
リソソームは、LysoBrite™ Orange (品番:22657のキット構成品)  (オレンジ)で標識した。

オートファジーは、細胞の生存、発生、ホメオスタシスに不可欠な、制御されたリソソーム分解経路であり、様々な病態から生体を守る適応機構としても機能しています。
オートファジーの減少や欠陥は、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病などの様々な病気に関係していると言われており、また、がんの発生においても、オートファジーは複数の役割を果たしていると考えられています。細胞のホメオスタシスにおけるオートファジーの役割を調べるために、細胞のストレス、微生物の感染、病気などに応じてオートファジーの機能をモニターするイメージングツールやアッセイが開発されています。

オートファジーアッセイは、特定のオートファゴソームマーカーを用いてオートファジーの活性を分析することが多いです。AAT Bioquest社のCell Meter™ Autophagy Fluorescence Imaging Kitは、独自のAutophagy Blue™, Green™, Super Blue™プローブを使用しており、高い選択性でオートファジー活性を解析することができます。

Resources & Information

オートファジーの検出図2.オートファジーの検出。
HeLa 細胞を DMEM 培地(左:コントロール)、もしくは血清枯渇培地(右)で16時間インキュベートした後、Autophagy Super Blue™ working solution (品番:23002のキット構成品) でインキュベートした。その後、洗浄バッファーで3回洗浄し蛍光顕微鏡にて観察した。細胞核は Nuclear Green™LCS1(品番:17540)で染色した。

【関連ページ】

商品情報

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Cell MeterTM Autophagy Assay Kit *Green Fluorescence*詳細データ ABD 23002 200 TEST
¥72,000
Hoechst 33342 *Ultrapure Grade*詳細データ ABD 17530 100 MG
¥24,000
Cell Navigator(R) Lysosome Staining Kit *Orange Fluorescence*詳細データ ABD 22657 1 KIT
[500 Tests]
¥36,000
Cell MeterTM Autophagy Fluorescence Imaging Kit詳細データ ABD 23001 200 TEST
¥72,000
Nuclear GreenTM LCS1 *5 mM DMSO Solution*詳細データ ABD 17540 0.5 ML
¥24,000
pagetop

【関連情報】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「哺乳類細胞におけるオートファジーの可視化」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO