ページの本文へ移動

記事ID : 43438
研究用

AAT Bioquest NEWS 2022年 3月号_1 哺乳類細胞におけるオートファジーの可視化

このエントリーをはてなブックマークに追加

aat-bioquest-news-202203-1-abd_01.png
図1.マルチカラー蛍光イメージング
HeLa細胞を5%血清入り1X HBSSバッファでインキュベートし、飢餓状態を誘導した。
飢餓状態の後、細胞をAutophagy Green™ (品番:23002、緑) working solutionで20分間処理し、その後3回洗浄した。
核はHoechst 33342 (青)で標識した。リソソームはLysoBrite™ Orange (品番:22657、オレンジ) で標識した。

オートファジーは、細胞の生存、発達、恒常性維持に不可欠なリソソーム分解経路で、自然かつ制御された経路です。また、様々な病態から生体を守るための適応的なメカニズムとしても機能しています。
オートファジーの減少や欠陥は、ハンチントン病、アルツハイマー病、パーキンソン病など、様々な病気に関係していると言われています。また、癌の発生においても、オートファジーは複数の役割を担っていると言われています。

これまでに細胞の恒常性維持におけるオートファジーの役割を調べるために、細胞ストレス、微生物感染、疾患に対するオートファジーの機能性をモニターするイメージングツールとアッセイが開発されてきました。

Cell Meter™ オートファジーアッセイキットは、AAT Bioquest社独自のAutophagy Blue™、Green™、Super Blue™プローブを用いて、市販のオートファジープローブよりもはるかに高い選択性でオートファジーの活性を解析することが可能です。

Resources & Information

aat-bioquest-news-202203-1-abd_02.png

図2. 健康な細胞と飢餓状態の細胞の比較。
HeLa細胞を飢餓状態にし、Autophagy Super Blue™(品番:23001) により染色した。
通常のDMEM培地 (左:コントロール) または5%血清入り1XHBSS緩衝液 (右)にて16時間処置した。細胞核はNuclear Green™LCS1 (品番:17540)にて染色した (緑)。

【関連ページ】

商品情報

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Cell MeterTM Autophagy Assay Kit *Green Fluorescence*詳細データ ABD 23002 200 TEST
¥72,000
Cell Navigator(R) Lysosome Staining Kit *Orange Fluorescence*詳細データ ABD 22657 1 KIT
[500 Tests]
¥36,000
Cell MeterTM Autophagy Fluorescence Imaging Kit詳細データ ABD 23001 200 TEST
¥72,000
Nuclear GreenTM LCS1 *5 mM DMSO Solution*詳細データ ABD 17540 0.5 ML
¥24,000

【関連情報】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「哺乳類細胞におけるオートファジーの可視化」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO