SignaGen社AAV作製サービスでは、Cis-plasmidの構築から独自技術による高タイターのAAVパッケージングまで、AAVを使用した研究を幅広くサポートします。
関連商品
高タイターのAAV作製を遺伝子合成やベクター構築からサポート アデノ随伴ウイルス (AAV) 作製受託サービス
SignaGen社:高タイターのAAV作製を遺伝子合成やベクター構築からサポート
SignaGen社:高タイターのAAV作製を遺伝子合成やベクター構築からサポート" data-hatena-bookmark-layout="standard-balloon" data-hatena-bookmark-lang="ja" title="このエントリーをはてなブックマークに追加">![]() |
特長
- 独自技術により高タイターでAAVを作製(>1013 VG/mL)
- 多様なプロモーター・レポーターを選択可能(図.1)
- dsAAVベクターも使用可能
- 多様なセロタイプで作製可能
(AAV1〜9, AAV-PHP.B, AAV-PHP.eB, AAV-DJ/8, AAV-DJ)
※上記以外のセロタイプも対応可能です。詳細はページ下部の創薬・受託サービス部までお問い合わせください。
サービス一覧
- AAV作製サービス
:構築済みCis-plasmidをお持ちでない場合 - AAVパッケージングサービス
:構築済みCis-plasmidをお持ちの場合 - オプションサービス
:幅広いAVVバリデーションのオプションに対応
Cis-plasmidの構築からAAVのパッケージングまでを行います。
作業内容
- Cis-plasmidの構築と調整
- AAVへのパッケージングと2×CsCl超遠心によるAAVの精製
- qPCRによるAAVのタイトレーション
Cis-plasmidのITR間の配列は、以下の中からご希望のプロモーター、レポーター、セレクションマーカーをお選び頂けます。

Promoter 1 | Promoter 2 | Reporter | |
None | ApoE/AAT1 | None | None |
CMV | CaMKII | CMV | eGFP |
CAG | ELA1 | CAG | RFP |
H1 | Enh358MCK | H1 | mRFP |
U6 | cTNT | U6 | mCherry |
Synapsin | GFAP | Synapsin | tdTOMATO |
UBC | MBP | UBC | TurboGFP |
EF1a | SST | EF1a | eYFP |
CBh | TBG | CaMKII | Venus |
TRE-miniCMV | aMHC | cTNT | Luc |
CMVtight | hRPE | GFAP | LacZ |
ALB(1.4) | mlP1 | TRE-miniCMV | |
MHCK7 | tMCK | CMVtight | |
MHCK7 |
図.1 Cis-plasmidの構造
ITR間は最大4.5kbまで導入でき、WPRE配列の導入も可能です。上記以外の配列も対応可能ですので、ご希望の場合はページ下部の創薬・受託サービス部までお問い合わせください。
AAVの作製容量に応じて以下の3種類のスケールで対応しております。
Scale | 濃度(※1) | 容量(※2) | 納期 | グレード |
---|---|---|---|---|
Large | >1×1013 VG/mL | 1 mL (10 × 100 µL) | 4〜5週間 (※3) |
in vivo |
Medium | >1×1013 VG/mL | 200 µL (4 × 50 µL) | ||
Pilot | >1×1013 VG/mL | 100 µL (2 × 50 µL) |
※1:最終的なウイルス産生量は導入遺伝子の性質に依存します。
※2:上記以上のスケールも対応可能です。
※3:目的遺伝子の合成をSignaGen社にご依頼頂く場合、納期は都度見積もりとなります。
お送り頂いたCis-plasmidを使用してAAVのパッケージングを行います。
作業内容
- お送り頂いたCis-plasmidのAAVへのパッケージングと2×CsCl超遠心によるAAVの精製
- qPCRによるAAVのタイトレーション
AAVの作製容量に応じて以下の3種類のスケールで対応しております。
Scale | 濃度(※1) | 容量(※2) | プラスミド 必要量 |
納期 | グレード |
---|---|---|---|---|---|
Large | >1×1013 VG/mL | 1 mL (10 × 100 µL) | 300 µg | 3〜4週間 | in vivo |
Medium | >1×1013 VG/mL | 200 µL (4 × 50 µL) | 200 µg | ||
Pilot | >1×1013 VG/mL | 100 µL (2 × 50 µL) | 100 µg |
※1:最終的なウイルス産生量は導入遺伝子の性質に依存します。
※2:上記以上のスケールも対応可能です。
データ例

図.2 SignaGen社と競合メーカーのAAVベクターの純度とAAVの感染性に関する比較データ
A: AAV ベクター (total 1 x 109 VG/lane) を SDS-PAGE にかけ、銀染色を行った。
Lane 1: GMP基準のAAVベクター、Lane 2: SignaGen 社で調製された AAVベクター、Lane 3〜5: SignaGen社以外のAAVベクター、Lane 6:分子量マーカー
B: AAV9-GFPをマウス眼球へ感染させた。
左図:競合メーカーのAAV9-GFP (total 5 x 109 VG)
右図:SignaGen 社のAAV9-GFP (total 5 x 109 VG)
図.3 マウス筋組織におけるAAV感染効率の検証データ
A: 競合メーカーの AAV1-GFP(2×109 VG)
B: SignaGen社のAAV1-GFP(2×109 VG)
C: A, Bの蛍光強度の比較データ
- アフィニティカラムによる精製
- 感染力価(TCID50値)の測定
- ELISAによるタイトレーション
- SDS-PAGE及び銀染色によるVPタンパク質の確認
- Empty Capsid / Full Capsid 比の定量
- マイコプラズマ検出試験
上記はオプション例となりますので、その他に希望の項目があれば別途問い合わせください。
標的の臓器へのデリバリーに適したSerotypeを検証するためのキットです。
各種セロタイプ(AAV 1, 2, 3B, 5, 6, 8, DJ/8, DJ, 9)について、GFP発現用のAAVが少量ずつ(>10^13 VG/mL, 30 µL)含まれます。
詳細はページ下部の創薬・受託サービス部までお問い合わせください。
SignaGen社では、コントロール用に少量(>10^13 VG/mL, 30 µL)の構築済みAAVを安価にて提供しております。
構築済みAAVの一覧は以下のリンクをご参照ください。
お見積り・ご注文方法
下記のリンクから見積のご依頼をお願い致します。
関連サービス
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。