1. ウェスタンブロット法による評価
各種シヌクレイン抗体を用いて、ウェスタンブロットによる検出が可能です。
実験条件(例)
- 培養液除去
- 1 mL PBS をウェルに加えて,ピペッティングにて細胞を回収
- 4,500 rpm,5 分間遠心,細胞ペレットを回収
- 0.1 mL Lysis Buffer(10 mM Tris-HCl, pH 7.5 containing 0.8 M NaCl, 1 mM ethyleneglycol bis(2-aminoethyl ether)-N,N,N,N-tetraacetic acid (EGTA), 1 mM DTT and 1% N-Lauroylsarcosine sodium salt)を加えて,ソニケーション
- 50,000 rpm(100,000 x g)x 20 分間遠心,室温
- 沈殿に20 μL 2 x SDS Buffer(0.125 M Tris-HCl pH6.8, 200 mM 1,4 dithiothreitol (DTT), 4% sodium dodecyl sulfate(SDS), 10% Sucrose, 0.01% BPB)を加えてソニケーション,100 度,5 分間加熱,5 μL アプライ

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図1 ウェスタンブロット法によるシヌクレイン凝集体の検出実験例
A. pCMV-NC(ネガティブコントロールベクター)
B. pCMV-SNCA(α-シヌクレイン発現プラスミドベクター)
C. pCMV-SNCA + F-αSyn(α-シヌクレイン導入)
2. アミロイド構造蛍光染色キットを用いた検出
アミロイド構造蛍光染色キット(品番SYN02)を用いて、凝集沈着したα-シヌクレインおよび核の2重染色が可能

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