ラテラルフローアッセイ

図4
表1
コンジュゲート |
シグナル/ブランク(S/B)比 |
| 高 |
中 |
低 |
| NXT-10µg Ab |
28.8 |
18.3 |
3.8 |
| EDC-100µg Ab |
12.5 |
3.7 |
1.4 |
図4・表1:インフルエンザA抗原検出用ラテラルフローアッセイにおける抗体固定化法(AnteoBind™ NXT、EDC/NHS)ならびに固定化量比較
ラテラルフローアッセイの結果をS/B比として比較した結果、2倍以上の感度を得ながらも、抗体量を90%削減できた。
ユーロピウム粒子のマルチプレックスアッセイ
図5:
ユーロピウム粒子は高感度な蛍光ラテラルフローシステムの核であり、専用のリーダーが必要です。また各マーカー毎に個別の粒子が必要となり、マルチプレックス解析の実現に課題を抱えていました。AnteoBind™ NXTは、単一のステップで複数の生体分子を同一の粒子へ共結合することが可能となり、非特異的結合や抗体消費量を抑えつつ、マルチプレックスアッセイを実現します。
3 種類の敗血症バイオマーカー(IL-6、PCT、CRP)を最適化比率でユーロピウム粒子に固定化したところ、単独のマーカー複合体と同等の性能を示しました。ヒト血清を用いた添加試験では、IL-6 および PCT は臨床測定範囲で検出され、CRP は従来の測定範囲と高感度測定範囲の両方にわたり検出されました。

図6:
左上:PCT滴定(50%ヒト血清)、右上:IL-6滴定(50%ヒト血清)
左下:CRP滴定(50%ヤギ血清)、右下:CRP滴定、低濃度(20%ヤギ血清)
表2. 固定化法の違いによる各種生体分子のCLIA(化学発光免疫測定法)性能比較
| 抗体 |
TNF-α |
IL-6 |
IFN-γ |
GM-CSF |
| 結合方法 |
NXT |
EDC |
NXT |
EDC |
NXT |
EDC |
NXT |
EDC |
| 最適抗体結合量(ug/mg粒子) |
5 |
10 |
1.25 |
10 |
2.5 |
10 |
10 |
20 |
| CLIA シグナル:ブランク比 |
| 抗原濃度:高 |
148.9 |
158.1 |
447.1 |
401.5 |
101.0 |
202.2 |
304.2 |
212.0 |
| 抗原濃度:中 |
37.0 |
37.1 |
79.7 |
101.7 |
25.1 |
40.9 |
72.6 |
57.2 |
| 抗原濃度:低 |
9.4 |
11.1 |
16.6 |
26.7 |
7.2 |
10.1 |
18.2 |
14.1 |
| ネガティブコントロール |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
1.0 |
NXT:AnteoBind™ NXT、EDC:EDC/sNHS法
各生体分子共に、固定化する生体分子量を50%以上削減しても同等のアッセイ性能を維持することが可能であった。