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記事ID : 36686
研究用

CD4+ CD8+ T細胞刺激用ポジティブコントロール CMV peptide pool

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CMV peptide poolによるヒトCD4+ CD8+ T細胞への刺激は、インターフェロンγ(IFNγ)、Interleukin-2(IL-2)、Interleukin-5(IL-5)、Interleukin-13(IL-13)の産生を誘導し、ヒト抹消血単核細胞(PBMC)を用いたELISpot/FluoroSpotアッセイ、ならびにフローサイトメトリーにおけるポジティブコントロールとして使用できます。

CMV peptide poolは、サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus)由来の42種類のペプチドからなり、pp50、pp65、IE1、IE2、Envelope glycoprotein Bを含みます。42種類の内、28種類がMHC Class Iに制限され、14種類がMHC Class IIに制限されます。

CMV peptide poolによりカバーされるHLAクラス

HLA class I:
HLA-A1, HLA-A2, HLA-A3, HLA-A11, HLA-A23, HLA-A24, HLA-A26, HLA-A30, HLA-B7, HLA-B8, HLA-B18, HLA-B27, HLA-B35, HLA-B40/60, HLA-B41, HLA-B44, HLA-B57/58, HLA-C7.

HLA class II:
HLA-DRB1*01, 03, 04, 05, 07, 08, 11, 15, 20, 24, 53, HLA-DPw2, HLA-DQB, HLA-DP3*20, 14

製品使用例

IFNγをELISpotで解析
図1. ヒト抹消血単核細胞(PBMC)をCMV peptide poolで刺激し、IFNγをELISpotで解析した

IFNγをFluoroSpotで解析
図2. ヒト抹消血単核細胞(PBMC)をCMV peptide poolで刺激し、IFNγをFluoroSpotで解析した

CMV peptide pool
図3. ヒト抹消血単核細胞(PBMC)をBrefeldin A存在下で、CMV peptide pool(2 μg/mL)と抗CD28抗体(0.1 μg/mL)で刺激した。Donor 1において、CD4+細胞はCMV peptide poolの刺激によりIFNγの発現が誘導されますが、Donor 2はCD8+細胞によるIFNγ生産により応答します。細胞は、CD4-PEとCD8-FITCを染色後、4%パラホルムアルデヒドとサポニンで固定、透過処理した。IFNγは1D1K-PF647Pを用いて検出した。フローサイトメトリーにはBD FACSVerse systemを用い、リンパ球の前方散乱光(FSC)特性と側方散乱光(SSC)特性でゲーティングした。

CMV peptide pool

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
PepPool: CMV (CD4 and CD8)詳細データ MAB 3619-1 1 VIAL
[42x 25 ug]
¥39,000

【関連商品】

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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