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マニキュア不要・耐久性に優れたシールを形成 CoverGrip™ カバーガラスシーリング剤

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メーカー名：Biotium, Inc.

CoverGrip カバーガラスシーリング剤は、蛍光顕微鏡用に液状の封入剤で封入したカバーガラスの端をシールするための製品です。本製品は、マニキュアとは異なり、水溶性封入剤に浸出してサンプルの蛍光に影響を与える成分は含まれていません。

本製品は、環境に配慮した柑橘系の香りの天然溶剤を原料としており、乾燥後は、カバーガラスの縁に沿って、透明で固く、耐久性に優れたシールを形成します。

15 mL のブラシキャップアプリケーターボトル（品番： 23005）、100 mL ドロッパーキャップ詰め替えボトル（品番： 23005-1）の2種類をご用意しております。

免疫蛍光染色　プロトコル

背景

従来はマニキュアでカバーガラスの端をシールして固定する方法で、封入剤の浸出、および、スライドの乾燥を防いだ蛍光顕微鏡観察用のスライドを準備していました。しかし、マニキュアの成分（イソプロピルアルコールなど）が液状の封入剤に浸出し、蛍光観察に影響を与える可能性があります。特に、GFPの蛍光は、カバーガラスのシールに使用するマニキュアに感受性を示すことが報告されています（1）。また、マニキュアは接着剤ではないため、全てのメーカーのマニキュアで十分なシールが可能な訳ではありません。カバーガラスをパラフィンやラバーセメントでシールする方法もありますが、汚れやすく、強固にシールをすることはできません。