
KUCTUS社では、独自のタンパク質工学プラットフォームである「SAMS™」を活用し、高活性なCas9タンパク質の開発に成功しました。KUCTUS社の Cas9 は核移行シグナル (NLS) を有しており、タンパク質の構造解析、発現系のスクリーニング、製法の最適化などの一連のステップを通じて、純度およびゲノム編集活性が最適化されています。
KUCTUS社では、独自のタンパク質工学プラットフォームである「SAMS™」を活用し、高活性なCas9タンパク質の開発に成功しました。KUCTUS社の Cas9 は核移行シグナル (NLS) を有しており、タンパク質の構造解析、発現系のスクリーニング、製法の最適化などの一連のステップを通じて、純度およびゲノム編集活性が最適化されています。
SAMS™ (Structure Aided Design & Multiplex Screening)は、KACTUS社独自のハイスループットタンパク質工学&スクリーニングシステムで、発現の難しいターゲットを高活性・高純度で生産することを可能にします。
市販のタンパク質では満たされないニーズを文献やデータベースで特定し、バイオインフォマティクスと構造解析を駆使して、タンパク質の構造階層から見直し、様々なタンパク質配列/構造を設計します。完全性、シグナルペプチド、コドン等を構造情報学や3Dモデリングで解析し、タンパク質の1次構造から4次構造の各構造への影響を決定します。そして探索空間から、収量・活性・堅牢性・立体構造を優先させた最適なタンパク質構成を決定します。複数種類の細胞で活性をテストし、機能を確認していますのでお客様のアプリケーションでワークすることを確信しています。
TIDE 分析を使用して、核酸導入された 293T、Jurkat、および T 細胞における CRISPR Cas9 の遺伝子ノックアウト効率を分析した。結果は、3 種類の細胞すべてで 95% 以上の編集効果を示しており、他社製品と同等の結果を示しました(図1)。
KACTUS社 は、高活性 CRISPR-Cas12a 酵素も提供しています。Cas12a は、一般的なの Cas9 とは異なる特定の部位で DNA を認識して切断する能力で知られています。さらに、Cas12a は Cas9 よりもオフターゲット活性が低いことが示されており、精密なゲノム編集のための有望なツールとなっています。(図2)
ex vivo 遺伝子治療研究では、細胞を CRISPR/Cas9 システムによって修飾した後、細胞内の残留 Cas9 ヌクレアーゼを検出した後に輸血する必要があります。KACTUS社の GMP グレード Cas9 を補完するために、最大 0.125 ng/mL の感度を備えた高感度かつ特異的な残基検出キットである CRISPR/Cas9 ヌクレアーゼ ELISA キットを慎重に開発しました。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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