記事ID ： 36237

退色防止剤入り封入剤 Fluoromount-G® Anti-Fade

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メーカー名：Southern Biotechnology Associates Inc.

Fluoromount-G® Anti-Fadeは、退色防止成分を含んでおり、蛍光強度の保持が特に重要となる顕微鏡アプリケーションにおいて使用可能な封入剤です。また、Fluoromount-G® Anti-Fadeは水溶性のため、スライドをPBS溶液に浸してカバーガラスをゆるめた後、カバーガラスを取り除くことができます。

関連商品

Dapi-Fluoromount-G®
封入と核染色を同時に実施

アプリケーション

免疫組織化学 - 凍結切片
免疫組織化学 - パラフィン切片
免疫細胞化学

参考プロトコール

サンプルを準備し、最適化された方法で染色します。
最終ステップに続いてサンプルの周りの余分な溶液を取り除き、1滴（約50μL）のFluoromount-G® Anti-Fadeを22×22 mmの範囲に滴下します。
カバースリップをそっとのせ、余分な封入材を取り除きます。

製品データ

図1
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をDAPI染色した。

図2
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-BIOT (品番：1030-08)、およびストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12) を用いて染色した。

Fluoromount-G® Anti-Fade

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Fluoromount-G^(R) Anti-Fade	SBA	0100-35	20 ML	￥21,000

イメージギャラリー

凍結新生仔マウス軟骨切片を用いた蛍光染色

図1
凍結新生仔マウス軟骨切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、マウス抗-II型コラーゲン-UNLB (右) で染色した後、ウサギ F(ab')2 抗マウス IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6125-08)、ストレプトアビジン-CY2 (品番：7100-21)、およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図2
凍結新生仔マウス軟骨切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、マウス抗-II型コラーゲン-UNLB (右) で染色した後、ウサギ F(ab')2 抗マウス IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6125-08)、ストレプトアビジン-CY3.5 (品番：7100-24)、およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図3
凍結新生仔マウス軟骨切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、マウス抗-II型コラーゲン-UNLB (右) で染色した後、ウサギ F(ab')2 抗マウス IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6125-08)、ストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12)、およびDAPIを用いて染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図4
凍結新生仔マウス軟骨切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、マウス抗-II型コラーゲン-UNLB (右) で染色した後、ウサギ F(ab')2 抗マウス IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6125-08)、ストレプトアビジン-FITC (品番：7100-02)、およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Normal Serum, Rabbit	SBA	0040-01	5 ML	￥8,000
Anti IgG(H+L), Mouse (Rabbit) Biotin	SBA	6125-08	0.5 MG [0.5 mg/mL]	￥37,000

パラフィン包埋マウス小腸組織切片を用いた免疫蛍光染色

図5
パラフィン包埋マウス小腸組織切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、ヤギ抗マウス IgA-UNLB (品番：1040-01) で染色した後、ウサギ抗ヤギ IgG(H+L)、ヒトSP ads-BIOT (品番：6164-08)、ストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12)、およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図6
パラフィン包埋マウス小腸組織切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、ラット抗マウス IgA-UNLB (品番：1165-01) で染色した後、ウサギ抗ラット IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6185-08)、ストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12)、および DAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図7
パラフィン包埋マウス小腸組織切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、ヤギ抗マウス IgA-UNLB (品番：1040-01) で染色後、ウサギ抗ヤギ IgG(H+L)、ヒト SP ads-BIOT (品番：6164-08)、ストレプトアビジン-CY3.5 (品番：7100-24)、およびDAPIにより染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図8
パラフィン包埋マウス小腸組織切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、ヤギ抗マウス IgA-UNLB (品番：1040-01) で染色後、ウサギ抗ヤギ IgG(H+L)、ヒト SP ads-BIOT (品番：6164-08) 、ストレプトアビジン-FITC (品番：7100-02)、およびDAPIにより染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図9
パラフィン包埋マウス小腸組織切片をNormal Rabbit Serum (品番：0040-01) でブロッキングし、ラット抗マウス IgA-UNLB (品番：1165-01) で染色後、ウサギ抗ラット IgG(H+L)、ヒト ads-BIOT (品番：6185-08)、ストレプトアビジン-CY3.5 (品番：7100-24)、およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Normal Serum, Rabbit	SBA	0040-01	5 ML	￥8,000
Anti IgA (α), Mouse (Goat) Unlabeled	SBA	1040-01	1 MG [1.0 mg/mL]	￥29,000
Anti IgG (H+L), Goat (Rabbit) Biotin	SBA	6164-08	1 MG [0.5 mg/mL]	￥28,000
Anti IgA, Mouse (Rat) Unlabeled, 11-44-2	SBA	1165-01	0.5 MG [0.5 mg/mL]	￥41,000
Anti IgG (H+L), Rat (Rabbit) Biotin	SBA	6185-08	1 MG [0.5 mg/mL]	￥29,000

ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2を用いた免疫蛍光染色

図10
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-BIOT (品番：9370-08; 右) で染色後、ストレプトアビジン-FITC (品番：7100-02) およびDAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図11
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をDAPI染色した。

図12
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗ヒト CD44-BIOT (品番：9400-08; 右) で染色後、ストレプトアビジン-TRITC (品番：7100-03)、および DAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図13
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗ヒト CD44-BIOT (品番：9400-08; 右) で染色後、ストレプトアビジン-TXRD (品番：7100-07)、および DAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図14
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-BIOT (品番：9400-08; 右) で染色後、ストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12)、および DAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図15
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-BIOT (品番：9400-08; 右) で染色後、ストレプトアビジン-CY3.5 (品番：7100-24)、および DAPIで染色し、Fluoromount-G® Anti-Fade (品番：0100-35) を用いてマウントした。

図16
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-AF488 (品番：1030-30) を用いて染色した。

図17
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-FITC (品番：1030-02) を用いて染色した。

図18
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-TRITC (品番：1030-03) を用いて染色した。

図19
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-TXRD (品番：1030-07) を用いて染色した。

図20
ヒト膵がん細胞株MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-BIOT (品番：1030-08)、およびストレプトアビジン-CY3 (品番：7100-12) を用いて染色した。

図21
ヒト膵がん細胞株 MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、ヒト ads-BIOT (品番：1030-08)、およびストレプトアビジン-CY3.5 (品番：7100-24) を用いて染色した。

図22
ヒト膵がん細胞株 MIA PaCa-2をマウス抗-ヒト CD44-UNLB (品番：9400-01) で染色後、ヤギ抗マウス IgG、およびヒト ads-AF555 (品番：1030-32) を用いて染色した。

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
Anti CD44, Human (Mouse) Biotin, F10-44-2	SBA	9400-08	100 TEST	￥59,000
Anti CD44, Human (Mouse) Unlabeled, F10-44-2	SBA	9400-01	0.1 MG [0.1 mg/mL]	￥26,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Alexa Fluor^TM 488	SBA	1030-30	1 MG [1.0 mg/mL]	￥43,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Fluorescein Isothiocyanate	SBA	1030-02	1 MG [1.0 mg/mL]	￥28,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Tetramethylrhodamine	SBA	1030-03	1 MG [1.0 mg/mL]	￥28,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Texas Red^TM	SBA	1030-07	1 MG [1.0 mg/mL]	￥29,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Biotin	SBA	1030-08	1 MG [0.5 mg/mL]	￥28,000
Anti IgG, Mouse (Goat) Alexa Fluor^TM 555	SBA	1030-32	1 MG [1.0 mg/mL]	￥43,000