INDIGO社は核内受容体のスペシャリストとして、多数のターゲットに対するレポーターアッセイキットを提供しております。その経験を活かし、この度INDIGO社はGPCRに対するレポーターアッセイキットを構築いたしました。既存のアッセイ系に比べ高感度かつスピーディに評価可能な使い切りのフォーマットであるため、GPCRに対する小規模な活性評価に最適です。(INDIGO社の核内受容体レポーターアッセイキットの詳細はこちら)
特長
- レポーターアッセイにより高感度に活性を評価
- アッセイ用細胞や培地、検出試薬、プレート、ポジコン等が全て入ったキット
- 使い切りの簡便なプロトコル(図1)
- 96 well x 1 plate、32 well x 3 plateもしくは384 well x 1 plateでのご提供
- 多数の化合物でのバリデーションデータ(図2, 図3)
構成内容
- レポーターアッセイ細胞
- 細胞解凍・培養用試薬 (Cell Recovery Medium: CRM)
- 化合物希釈・アッセイ用試薬 (Compound Screening Medium: CSM)
- 検出試薬 (Detection Substrate, Detection Buffer)
- リファレンスアゴニスト
- アッセイプレート (White, sterile, cell-culture ready assay plate)
キットの利用イメージ
データ例
図2: Cannabinoid Type 1 Receptor (CB1R) アッセイキットのバリデーションデータ
左図: 報告されている多くの薬剤で活性が確認できたほか、それぞれのefficacyやpotencyの強弱を比較することができた。
右図: FK-506のように非常に強い阻害剤 (IC50 ≒ 0.2 nM) でも阻害が確認された。
図3: GLP-1Rアッセイキットのバリデーションデータ
左図: 内在性のリガンドであるGLP-1のほか、2型糖尿病の治療薬として用いられているLiraglutide等の医薬品でも活性が見られた。
右図: GLP-1Rに対するアンタゴニストであるVU0650991の活性を評価したところ、そのIC50値は1.2 µMと既存のアッセイと遜色ない値を示した。
ターゲット一覧
標的GPCR(全てヒト) | |||||
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CB1R | ADRA1A | ADRA1B | ADRA1D | ADRA2A | ADRB1 |
ADRB2 | AVPR1A | GIPR | GLP-1R | OXTR | TGR5 |
フォーマット:96 well x 1 plate、384 well x 1 plate
※CB1Rは32 well x 3 plateフォーマットの取り扱いもございます。
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
- 「INDIGO Biosciences社 GPCRアッセイキット」は、下記のカテゴリーに属しています。