GPCRはあらゆる疾患領域で極めて重要な治療標的分子であり、現行医薬品の約4割はGPCRに作用することで臨床効果を発揮すると言われています。一方、ヒトに存在する300種類以上のGPCR(感覚受容体除く)のうち、医薬品の標的とされているGPCRは一部に限られます。200種以上のGPCRで新薬開発が進んでいない理由の一つは、薬剤候補化合物を評価するためのアッセイ系が乏しく、薬理的解析が困難であることです。
タンソーバイオサイエンス社は、独自のレポーター細胞及びGαタンパク質を組み合わせることで、これまで適切な活性評価系のなかったGPCRを含め、ヒト全GPCRに対する高感度な機能解析系を構築しました。タンソーバイオサイエンス社GPCR委託試験は、幅広いGPCRに対するオンターゲット/オフターゲット探索、特定のGPCRに対するスクリーニングや最適化など、多様な目的でご利用頂けます。