Charls River Laboratories Cell Solutions社は、高品質なLeukopak製品をもとに、免疫研究にご活用いただける、X線照射済PBMCを提供しています。
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- [関連情報] 特集:PBMC(末梢血単核細胞)
製品のご使用について

Charls River Laboratories Cell Solutions社は、高品質なLeukopak製品をもとに、免疫研究にご活用いただける、X線照射済PBMCを提供しています。
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放射線照射済PBMC(Irradiated PBMC)とは、細胞分裂を停止させるために、X線やγ線を照射してDNAを損傷させたPBMCです。放射線照射済PBMCは、増殖能を持たないものの、生存しており、サイトカインやその他の可溶性因子の産生だけでなく、抗原反応などの細胞プロセスを保持しています。PBMCの増殖が及ぼす実験系への影響を無視しながら、PBMCの機能を活用することが可能です。 一般に、DNAの複製を阻害して細胞を増殖できなくする抗生物質として、マイトマイシン Cが用いられていますが、マイトマイシンCは毒性がかなり高く、残留マイトマイシンが無くなるように繰り返し細胞を洗浄することで、およそ半分程度のPBMCを失ってしまうことが難点として挙げられます。放射線照射済PBMCは解凍後すぐに実験にご使用いただけるため、細胞数と時間を節約することが可能です。
・抗原提示細胞として活用
樹状細胞やマクロファージ、B細胞などのPBMCの細胞集団は、抗CD3抗体と組み合わせて、T細胞の活性化、増殖、サイトカイン産生、細胞障害性T細胞への刺激応答等に使用できます。放射線照射済PBMCを用いることで、PBMCが増殖できないため、目的の細胞へのPBMCの混入が無い実験系を確立することが可能です。
・フィーダー細胞として活用
放射線照射済PBMCは、CAR-T細胞のように目的の細胞の増殖をサポートする代謝物を提供するためのフィーダー細胞としても使用可能です。同種間における放射線照射済PBMCはPBMCの拡大培養にも活用することが可能です。
・混合リンパ球反応(MLR)に応用
放射線照射済PBMCは、抗原提示細胞として働き、混合リンパ球反応において細胞を刺激することが可能です。
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品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Irradiated Mononuclear Cells - Cryopreserved | HEM | PB009C-IRRD-2 | 1 VIAL [25 x 106 cells] |
¥109,000 |
Irradiated Mononuclear Cells - Cryopreserved | HEM | PB009C-IRRD-50 | 1 VIAL [50 x 106 cells] |
¥169,000 |
Irradiated Mononuclear Cells - Cryopreserved | HEM | PB009C-IRRD-3 | 1 VIAL [100 x 106 cells] |
¥235,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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